夕飯にホットプレートを囲んで、何気ない話題からさりげなく


私は、携帯を四六時中手放さない人は、実は寂しがり屋で愛情を欲している人が多いのではと想像します。音楽でも、動画でも、ゲームでも、携帯は常に誰かと「つながり」を持てるツールですから。携帯にイヤホン武装で“家族バリア”を張っているように見える次男さんも、家族とのつながりを完全に遮断しようとは考えていないと思うのです。

 

とはいえ、唐突に「お母さんと話さない?」と誘っても、年頃の次男さんには面倒臭がられそうですね(笑)。ここは正面突破を避け、家族3人で美味しいものを食べに行ったり、夕飯にホットプレートで焼肉をつついたりしながら、「最近楽しいことあった?」「いつも携帯で何見てるの? 職場に若い子が多いから、お母さんも知りたいな〜」などと、何気ない話題からスタートするといいと思います。

次男さんの性格や特性について、hotteaさんが知らない一面を長男さんが知っていることもあるでしょう。事情を話して協力を仰ぎ、長男さんにお父さん役をお願いして、コミュニケーションを取ってもらうのもいいと思います。

最初は次男さんも面倒臭がったり、無関心を装うかもしれませんが、17歳はまだ子どもです。やっぱり、お母さんには反抗しながらもどこかで理解してほしかったり、甘えたいはず。携帯だけじゃなく、いつでもアクセスできる「つながり」はあなたの目の前にあるよ、ということを伝えてみてください。