「秋はおしゃれが楽しい季節」とよく言われますが、その理由の一つに「素材の選択肢が増えること」があると思います。
春夏にも着るコットンやリネンに加え、ウールにカシミヤ、ベロアにファーにレザー。これらの素材をあえて春夏に取り入れることもありますが、秋冬は素材をレイヤードする、という楽しみ方もありますからね♡
そんなこんなで、今日は「素材」に惹かれて、ワードローブに迎え入れたアイテムを紹介させてください。
早速。こちらのニットです。じゃん!
こちらは、「TOQUE(トック)」という、今シーズンデビューしたばかりのブランドのニット。TOQUEは、スペイン語で「手触り」という意味を持つのだそう。その名のとおり、このニットの手触りは、至極のやわらかさ。優しくしなやかに身体を包み込んでくれて、暖かいのに軽いのも魅力。
ホームページのTOPにあるメッセージも、また素敵♡
「呼吸する素材、
昨日よりも今日、柔らかく育つ素材。
着る私にも、隣りにいるあなたにも、
そして地球にも――きれいな素材。
TOQUEが提案するのは、
そんな素材を大切に使った、おしゃれです」
とくに、「昨日よりも今日、柔らかく育つ素材」という言葉にひかれ、週に2回は手に取っています。
私が購入した「針抜きスムス2WAYロングTシャツ」は、ロイヤルベビーアルパカ100%。ロイヤルベビーアルパカは、希少価値の高いベビーアルパカの中でも、全体の1%ほどしか採れないのだとか。独特のヌメリと美しい光沢があり、非常に繊細です。
そして、その繊細さゆえ、編み機のスピードを上げると、生地が破れてしまったり、キズが多くなってしまうため、コットン糸の約3倍の時間をかけて編みあげるのだそう。さらに、自然乾燥することで、生地を傷まず、ふわっと柔らかい手触りに仕上がるのだとか。この針抜きスムス2WAYロングTシャツは、ざっくり、というより、身体にフィットするデザインですが、空気をたっぷり含んでいるので、「ふんわり」という表現がぴったり。甘く編まれているぶん、やや透け感があるのも、個人的にツボです。
ちなみに、この日の全身はこんな感じでした。
気温の高低差が激しいので、体温調節は大きめのストールで。そうそう、このストールはカシミヤ100%ならではのふかふか感に惹かれて購入したものでした。購入したのは2年前ですが、そのときからずっと、家の中でも外出したときにも大活躍してくれています。
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