パリ在住のミモレブロガー大熊洋子さんが、晩秋のパリの街で楽しんでいるコーディネートを紹介します。

 

冬に向かって、刻々と表情を変えるパリは晩秋。この美しい季節は非情な程に短いから、ぼんやりしてなんか居られない。フルスロットルで毎日をやりくりしながらも、今を愉しむ事にどこまでも貪欲で居たい。

 

街ではちらほらと、クリスマス仕様のショーウインドーや、来年向けの手帳を見かけるようになった。何と気の早い! と思いつつも、心がときめく。コロナ禍が落ち着き、停滞していた時間が動き始めたら早いのなんの。フランス人達はもう、前しか見ていない様にも見える。

今年のノエルは、ロックダウンも自粛も無い、誰にとっても特別なものになるのだろう、と想像する。私も今から心待ちに。

 
 

さて、相変わらず何も新調していない私だが、手持ちのアイテムの、新しい組み合わせを思いついたりして、なんだかんだでお洒落を楽しんでいる。

最近の休日スタイルは、ボーイッシュなストリート風シルエットが気分。柄on柄、素材も色も好きに混ぜて、海の物も山の物も盛って仲良く。所作も、柄にも無くトムボーイっぽくなったりして、束の間、普段とは別のキャラを演じてみるのもアリかな。

 

自分の内面が新しければ、ファッションはいつだってフレッシュで、イマジネーションが尽きる事は無いのかもしれない。
 

大熊洋子さんの最新ルック
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