ミモレで2021年に公開された記事のうち、特に人気があったものをご紹介します。よろしければぜひご一読ください。
ステイホームにより、ふたたび火がついたと言われる韓国ドラマブーム。その中毒性の高さゆえ、ハマる視聴者が続出し、社会現象を巻き起こすほどです。
当記事は、韓国料理エッセイストでもあるライター・小澤サチエが、前編・後編にわけてお届け。こちら前編では、韓国俳優やドラマの魅力を語ります。
(後編では、自宅で簡単に再現できるオリジナルレシピも公開中!)
世界的に空前のヒットを飛ばしている韓国ドラマ『イカゲーム』。今年のハロウィンでは、イカゲームのジャージや◯△□のマスクと防御服などの仮装グッズが大人気だったそうです。
SNSを見ていても、そのブームは衰え知らず。物語中に登場するカルメ焼きの遊びが大流行していますし、出演者の知名度も世界的に急上昇。たとえばカン・セビョク役で女優デビューを果たしたモデルのチョン・ホヨンは、ドラマ出演をきっかけにInstagramのフォロワーが爆発的に増加しました。
ルイ・ヴィトンやシャネルなどのモデルを務めた経験も持つ彼女は、もともと約40万人ほどのフォロワーを持っていたようです。ところがドラマ出演後、みるみるうちにフォロワーが増え、現在はなんと約2,303万人…。(2021年11月1日現在)
『イカゲーム』はまさに、社会現象と呼べるドラマでしょう。日頃、韓国のエンタメに関心を持たない層さえも虜にしたこの現象は、映画『パラサイト 半地下の家族』の大ヒットを彷彿とさせます。
とはいえ胸キュン韓国ドラマ専門の私にとって、『イカゲーム』は当初あまり興味の対象ではありませんでした(笑)。しかし実際に見始めると、その世界にどっぷり没入してしまいます。
あらすじは、莫大な借金を背負った主人公ギフンをはじめとする登場人物が、人生の一発逆転を狙って、約45億円の賞金をかけたデスゲームに参加するというもの。
私だけではなく、観る前は「あらすじザックリ聞いたけど、よくあるストーリーだよね〜」なんて高を括っていたものの、結果的に中毒のようにハマった……という人は、少なくなかったようです。
デスゲームという内容だけに視聴者は男性が多いと思うかもしれませんが、他の韓国ドラマ同様に、実は女性の視聴者の方が断然多いそう。
残虐なシーンも多い中、どうして『イカゲーム』は、多くの女性の心を掴んだのでしょうか? その魅力に迫ります。
観るほどにハマる、「45億円の賞金」をかけたデスゲームの魅力
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