スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。
不思議な秋の動きです。夏の後、すぐに寒くなったと思ったら、また少し暖かく。時々肌寒く。行きつ戻りつ。いや、毎年秋はこんな感じだったか、とも思っています(笑)。
東京生まれ東京育ちの私も、自宅近くの公園も含めて、最近自然の中にお邪魔することも多く、行った先のタクシーの運転手さんによると「今年は紅葉がぼんやりしている」とのこと。夏が暑かったからなのか(暑かったかな?)、秋がぐずぐずしていたからかわかりませんが、私にはとても美しく豊かな紅葉に見えます♡
さて、紅葉が美しく色づき始めると、少し厚手のニットが大活躍します。シャツでは寒いけれど、アウターを着るほどではない。心配だったら、カシミヤのストールを持ち歩くイメージでしょうか。好きです、このタイミング。繊細で美しい♡
例えばハウントのもこもこニット。アルパカウール、という冬満喫! の素材。少しふっくらと厚みがあって、身体のラインを拾わないから、何より着ている自分がリラックスできます。シルキーなスカートを合わせたり、レザーレギンスとコーディネートしても! ナチュラルなオートミールベージュも好きです。
そして、毎年買い足しているエイトンの起毛カシミヤニット。今年はこのデニムブルーとブラックの2色(どちらもVネック)を買ってしまいました。だって、軽くて暖かいんだもん。シャギー感があるので、顔周りが華やかに見えるのも、婦人には嬉しいわ。
素肌で素材の心地良さを感じられ(もっと季節が進むと、ニットと私の間にキャミソールが入る)、紅葉の時期のニットのおしゃれ、本当に大好きです♡
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