初詣の「お賽銭」は自分への投資。思い切ってはずむべし
「風の時代」の最強武器“バイブス”は人と人だけでなく、神様とのご縁もつなげてくれるとっておきのツール。そう教えてくれるyujiさんは、神様パワーをさらに味方につけるべく、初詣の「お賽銭箱」に入れる“金額”についてアドバイスをくれます。
「神社に御神体として祀られているのは“鏡”ですが、“かがみ”は真ん中の“が=我(われ)”を取ることで、“かみ=神”になると言われています。つまり、神社は神様だけでなく、自分の内在心と向き合う場所でもあって、お賽銭箱の先には神様、そしてもうひとりの自分がいるとも考えられる。極端なことを言うと、お賽銭は“あなた自身にいくら払えますか?”ということなんです。いや、5円や10円でもいいんですよ。でもせっかくエゴを手放した自分が神様や宇宙とつながれる場所にいるのだから、お賽銭ははずんじゃいましょう! というのが僕の考えです。しかも1000円なり1万円なりの高額投資をすると、ご利益が増幅して返ってくる。僕はお賽銭のことを“宇宙銀行システム”と呼んでます(笑)」
お賽銭という目に見えないものへの投資は、潜在意識にある“ブロック”を外すことにもつながるのだそう。普段はそんなことないのに、初詣では屋台でいろんなものを食べまくったり(←yujiさん)、お守りを授かりまくったり(←著者)するのも、その効能のひとつかも? とyujiさん。心当たりがある方も少なくないのでは?
神社への参拝が、試練克服の星「キロン」にブーストをかける
話を聞いていると、神社は「風の時代」とも特別なご縁があることがわかります。最後にyujiさんが教えてくれたのは、占星術において、自分の試練や傷を克服することで才能を輝かせると言われる星「キロン」 と神社にまつわるお話。キロンの試練で傷ついたら、神様のバイブスで癒してもらおう! そんな優しいアドバイスを勝手に想像していましたが、yujiさんからは予想外の発言が。
「まったく逆なんです(笑)。勘違いされている方も多いのですが、神社は“よしよし”してくれたり、弱った心を慰めてくれる場所じゃありません。神様やハイヤーな存在は、僕たち人間の魂が成長することを望んでいます。だからむしろ、神社は厳しい試練や課題を課してくる場所。わかりやすく言うと、80キロの球を投げたのに300キロの球が返ってくる、過酷な壁打ち場所のようなものかもしれません」
なんということでしょう……。となると、ただでさえハードモードと言われるキロンの試練を克服したいなら、むしろ神社にお参りしない方がいいのでは? という疑問が湧いてきます。
「おっしゃる通り、“風の時代”を味方につける星“キロン”の超才能を開花させるには試練の克服が必要で、神社にお参りすると試練のヘビーさは増すと思います。負荷は重くなるけれど、克服のブースターは一気にかけることができるはず。それに、何度もお参りすることで神様との距離がぐんと近くなり、運を味方につけやすくなります。ですからみなさんもたくさん神社に参拝して、神様のハイパー顧客になるといいですよ!
ちなみに、キロンが示す超才能が“本当の自分でいるべき人”牡羊座キロンなら、自分らしさや気高さをもたらす【八幡神社】。“知的教養や文学を愛し深める”天秤座キロンなら、学問を司る【天神様】など、超才能や克服すべきテーマに合った神社を参拝するのもおすすめです」
自分のキロンについて知りたいという方は、新刊『風の時代の未来予測』をチェックしてみてくださいね。
「風の時代」がいよいよ色濃さを増してくる2022年。
神様のハイパー顧客になったみなさんの元に“ハイパーいい風”が吹きますように!
yujiさん
星読み係、ヒーラー。香川県高松市生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業。ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤務するも、ヒーラーとしての宿命に抗えず拠点を東京に移し、ヒーラーとして活動する決心をする。現在は各媒体での連載、講演など、幅広い分野で活躍中。毎日星読みを行い、星々からのメッセージをSNSにて発信している。著書に『「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む』(講談社)、『星2.0』(光文社)、『yujiの星読み語り』『神さまと顧問契約を結ぶ方法』『神さま手帖』(すべてワニブックス)など。最新刊は『風の時代の未来予測』(講談社)。
■ブログ https://ameblo.jp/uenopasiri/
■Twitter @yujiscope
<新刊紹介>
『風の時代の未来予測』
定価:本体1500円(税別) 講談社
電子版も配信中!
6万部を突破した前作『「風の時代」に自分を最適化する方法』から1年。「風の時代」という言葉は世間にすっかり浸透しましたが、実はまだ前時代からの移行期間中。世界が変わる本番は、まだこれから!
【この本のポイント】
1. 3年後、5年後、20年後に起こることがわかる
時代を司る大きな星のイベントは、2024年、2026年、2044年にやってきます。
2. 風の時代が終わる200年後に世界はどうなるのか、衝撃の「3つの予言」を掲載!
yujiが星を読み予測した3つのパラレルストーリーはかなり大胆ですが、江戸時代の人が現代を予測するのと同じと思えば、その奇想天外さも納得です。
3. 風の時代を生きるための最強武器「バイブス」を徹底解説
目に見えないものが大事にされる風の時代の最大の武器としてyujiが推すのが「バイブス」。人間関係もビジネスもこれに左右される時代に。
4. 12星座別のキロン星読みで、あなたの「魂の傷」と「超才能」がわかる
あなたのキロンがどの星座にあるか、簡単な早見表でチェック! この時代に克服すべき「魂の傷」と、それを超えた先に手に入る「超才能」がわかります。
写真/shutterstock、塚田亮平(本)
構成/松崎育子(編集部)
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