スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。
年末年始ゆっくりゆっくり過ごし、家族でたくさん話したり食べたり飲んだり、は前回も話しましたが。メインイベントの1つ、久しぶりに、ママ友家族が何家族か集まりスキー合宿へ。私は1日遅れて参加。しかも、泊まりのスキーは、確か初参加。私が行かなくても、子供たちだけ、もしくは夫と子供たち、みたいなことが許されるグループで。私も本当に頼りにしています。
密を避けるため、家族同士で食事をとり、大人たちがロッジの暖炉を囲んで、マスクをしながら話していたとき。←早く、この状況が変わると良いですよね。 コロナ禍もあり、久しぶりに会ったあるママに、何気なく言われた言葉。
「本当に大草家の子供たちも大きくなったね。特に〜〜は、優しくて天真爛漫で。素晴らしいね」同じ小学校から高校に子供を通わせる親同士。その兄弟もみんな見守り、はや。10年。その言葉に、「いろいろ大変よ。頑固で強いところがあるから、なかなか周りに理解されない部分もあるし」と私。「〜〜はね、嘘がないの。〜〜なりに、相手を傷つけないように、言葉や言い方を気をつけるようになったよ」人の子供なのに、まるで自分の子供のように、優しく大きな心で見てくれていたこと、そして、本当に大変だったこの数年、心配ばかりして、叱ってばかりいて、きちんと褒めていなかった自分に気づき、母さん号泣。
心配するより笑って声をかけよう。
心配するより褒めてあげよう。
なんか、嬉しいギフトをもらったようで、それからも、時々彼女の言葉を取り出して、じんわり泣いています。
常々、私たちの子供たちも、隣の家の子供たちも。みんな、社会の大事な子供たち。自分の子供だけ良ければ良い、のではなく、よその家の子供もみんなで幸せな社会を作ってほしい、と思っていましたが。私も、これからはもっと、彼女のように、できるだけ声かけをしたいな、と思いました。
しんどいことがたくさん、そしてこういうギフトがたまに(笑)。やっぱり、子育ては奥深い。
今年も、喧嘩したり仲直りしたり。子育てはまだまだ続くよ!
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