ステイホームにより、ふたたび火がついたと言われる韓国ドラマブーム。その中毒性の高さゆえ、ストーリーにハマるのはもちろんですが……なんと言っても女性を魅了するのは、見目麗しき韓国俳優たち。
韓国ドラマに没頭しながら、疑似恋愛でこっそり恋心を満たしている方も多いと聞きます。
当記事は、韓国料理エッセイストでもあるライター・小澤サチエが、韓国俳優やドラマの魅力を語ります。
昨年の秋から冬にかけて、Netflixの日本ランキングで常に上位をキープしている韓国ドラマがありました。
韓国時代劇ドラマ『恋慕』です。時代劇……と聞くと小難しいイメージを抱き、抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、そうではなく、韓国ドラマ特有の“キュンキュン”要素もたっぷり詰まったドラマで、かなり面白かったです。
そのストーリーは、双子の兄の身代わりとなった妹が、女性であることを隠しながら王となる運命を背負って生きることとなり、禁断の恋に落ちてしまう……というお話。そう、本作品の設定は韓国ドラマあるあるの“男装モノ”なんです。
「いやいや、女ってバレるに決まってるでしょ!」というツッコミも含めて楽しいのが、男装モノ韓国ドラマの醍醐味。
お決まりなのが、男のフリをして男性社会に紛れ込むヒロインが、周りの男性陣に守られながら、その中の一人と恋に落ちていく……というストーリー展開(そこまで先が読めていても面白いのが凄いなと思います)。
実は過去にも、男装モノドラマは軒並みヒットしてきました。
『コーヒープリンス1号店』や『美男ですね』は日本でも超有名ですし、パク・ミニョン、ソン・ジュンギ、ユ・アインなどの大物俳優たちが今ほど売れる前に出演した『トキメキ☆成均館スキャンダル』もファンが多いです。また、パク・ボゴムの『雲が描いた月明かり』も韓国で高視聴率を叩き出しました。
そして、今回ご紹介する『恋慕』も、新時代の男装ドラマとして仲間入り。なぜ私たちは「男装ドラマ」にハマってしまうのか、その面白さに迫ります。
男装した主人公を取り巻く、王宮イケメンパラダイス
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