「自分の正しさ」を押し通そうとする夫。対処法と理解すべき“心の闇”

「自分の正しさ」を押し通そうとする人がいると、困るものですよね。それがパートナーの場合は、日々の生活が苦しくなることも多いでしょう。
どうして彼は「自分の正しさ」を押し通そうとするのでしょうか。

自分が間違っていることを受け止められない

自分の過ちを認め、反省できない人は、意地でも自分の正しさを主張してしまうことがあります。
そういう人は、「自分は正しくなくてはいけない」と思い込んでいるところがあるのです。

過程よりも結果ばかり重視される世の中だと、失敗したり、間違ったりすることはいけないことだと思いがちです。
でも、そもそも完璧な人なんていません。失敗や過ちを通して、反省し、成長することが多いものです。
逆を言えば、間違ったり、失敗したりしても、そのミスを受け止められず、変わろうとしないほうが問題です。

ただし子どもの頃、親や周りにいる人たちが、自分が失敗するとひどく怒るようなタイプだった場合、大人になっても身を守るために失敗を隠そうとしてしまうことがあります。
また、「間違う人はダメな人間で、人から愛されない」という誤った思考が染み付いてしまい、過ちを犯すことを恐れてしまう人もいます。
なにかトラウマや恐れなどを抱えている可能性は高いでしょう。
 

自分の思い通りにならないと気が済まない

自分の思い通りにしたがる人は、身近な人をコントロールしようとします。そういう人がパートナーだと、自分が従わないと不機嫌になって、面倒な状況になるため、言うことを聞くしかなくなってしまいます。

支配力の強い人は、家族やパートナーをコントロールすることで優越感を得ようとしたり、劣等感を誤魔化したりします。
さらに、「周りの人が離れていってしまう」という恐れやトラウマを抱いているから、束縛やコントロールが強くなることもあります。

では、夫（パートナー）が「自分の正しさ」を押し通そうとする場合は、どうしたらいいのでしょうか？　次のページで紹介します。
 

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