お母さん、あなたは無罪だ。キレていい。


まあね、このようにキレる側も辛いんですが、キレられる側も被害甚大です。要は当たり散らされているってことなので、もらい事故のようなものです。

この接触事故、外というよりも家庭内で起こるケースのほうが多いです。ご家庭のほうが家族同士の濃厚な接触があるということと、やはり、家族同士ということで遠慮のタガが外れてしまうってことが大きいと見ました。

分かりますよ。仕事先からヘロヘロになって帰ってきたのに、息子はゲームばかりしていて、洗濯物を取り込む知恵もない。それでも力を振り絞ってご飯を作ってやったのに、呼んでも来なくて、やっと来たかと思ったら「なんだ、魚か」と言いやがったので「そんなヤツは食わんでいい〜!」とブチ切れたと。

 

それは、お母さん、あなたは無罪だ。キレていい。ってなことが毎日、繰り返されているんですから、「これだから、更年期のオバさんは……」とは言われたくないですね。

 

疲れた時は、仕事も家事も「時短営業」を


このとおり、苛立ちの導火線は短くなる一方ですが、でもね、キレるのも無駄にエネルギーを使うので、めちゃめちゃ疲れるのは確か。ただでさえ、疲れているんですから、体のためにも、ここは「時短営業」一択です。気分の波に振り回されてると思ったら、自分の顔に「本日の営業は終了しました」と店じまいの張り紙をするんですよ。

もし、あなたが家族のお母さん役ならば「ママは疲れたので寝ます。以上」と言い残し、布団へGO! です。何か言いたげな家族がいたら「(これ以上あーだこーだ言ってくるなら)当たり散らすけど、オケ?」と敵にも優しく宣戦布告をしておきましょう。