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やっと太陽が顔をのぞかせ、春らしさや、時に夏に突入したかのような暑い日もある最近。英国でも、キャサリン妃のファッションはすっかり春カラーです。
5月18日、この時期の恒例イベント、ガーデンパーティー(園遊会)がバッキンガムパレスで開催されました。エリザベス女王が主催され、ご自身も最も楽しみにされる行事の一つと言われていますが、残念ながら出席は未だ叶わず。代わりに高位王室メンバーの皆様が出席。今年2度目となるこの日、出席されたキャサリン妃は、パレスの広大なお庭にピッタリな、華のある春らしいファッションでした。

以前にも、このガーデンパーティーでのキャサリン妃の着回しファッションについてご紹介しましたが、今回は大人買い! というのも、この日キャサリン妃がお召しになっていたお洋服は、なんと同じデザインの色違い、3色目のドレスコートだったんです。

“広く浅く”より、“狭く深く”、がキャサリン妃のお買い物傾向。気に入ると色違いで大人買いも多く見られます。では今回のお気に入りアイテムはどんなものか、そして色が変わればコーディネートもどのように変わるのか、画像とともに見ていきましょう。
 

 


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最新カラーは、甘めなコーラルピンクをチョイス

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2022年5月18日、ガーデンパーティー@バッキンガムパレス。 ドレスコート/エミリア・ウィックステッド 帽子/ジェーン・テイラー ピアス/キキ・マクドノー ヴィンテージのクラッチ/Josef  靴/エミー ロンドン 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

こちら5月18日のキャサリン妃。もう皆様ご存知の鉄板シルエット、フィット&フレアーの膝下丈のドレスコート。テーラードで上半身はコンパクトに、ウエスト位置をやや高めにし、スカート部分はふんわり広がったエレガントなシルエット。
露出は控え、女性らしさと華やかさを備えたこのドレスコートは、まさにロイヤルらしいデザインです。それゆえに、キャサリン妃が色違いで揃えたくなるお気持ちも納得。しかも新たに加えられたのが、こんなにスウィートなピンクとはさすがです。

3児の母で40代を迎えられても、可愛らしさを忘れたくない、というキャサリン妃のお気持ちが表れているようです。それを証拠にとってもお似合いに。

お帽子やクラッチ、パンプスなど小物はすべてワードローブにあったものを流用と、いつもながら、新旧アイテムをミックスさせた賢い着こなしも健在です。

王室に嫁いで11年、昨今の鉄板となりつつある貫禄のワントーンコーデ……かと思いきや、クラッチだけは白。ビーズでフラワーモチーフが装飾されたものでアクセントをつけるなど、TPOも完璧でした。
 

1着目はグリーン。式典のアイコンカラーをシックにコーデ

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2012年3月17日、聖パトリック・デーの式典に出席。 ドレスコート/エミリア・ウィックステッド 帽子 Betty Boop/ロック&コー 靴/エミー ロンドン 写真:ロイター/アフロ

ご結婚の翌年、初お披露目されたのが、この色でした。アイルランドの祝日、“聖パトリックス・デー”の象徴カラーであるグリーンを選ばれたことが始まりでした。
ウエストには光沢のあるベルトでアクセントをつけ、チョコレートブラウンのお帽子とスエードのパンプスと小物は茶系で合わせた、とてもシックなコーディネートです。

実はこの翌年にも、同イベントで同じドレスコートを着用されたキャサリン妃。
それも、妊娠中のふっくらしたお腹でも着れるよう、ウエストのボタン位置を変えて着回しをされました。カシュクールのように、前部分が合わせのようになったデザインのドレスコートだからこそ、こんな調整も簡単と言えるでしょう。
一枚で着ればワンピースのように見え、でもコートのように着やすく、しかも簡単お直しもできちゃうとなれば、大人買いもしたくなりますね。
 

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