ファッションエディターの松井陽子さんがご近所で愛用しているサンダルたちをを紹介します。
皆さん、こんにちは。
お変わりなくお元気ですか?
毎日、朝のニュースのお天気予報チェックが欠かせない、今日この頃。
その日のお天気は、もちろん。そして、いつから梅雨が始まるのか。
朝から週間天気予報に釘付けです。
関東地方はまだもう少し先なのか。でも、それはつまり夏の始まりも遅くなるということなのか……。
んー。心を無にして、その日の天気を受けていれて過ごすだけです。
……と、わかっていても、夏日だとうれしいのは私だけではないはず。笑
そして見事に夏日だった先週の日曜日から、ノースリーブ、始めました!
ご近所を見渡すと、「全然何を今ごろ?」的な(笑)。出遅れている感いっぱいですけどね。近所の海にはもう水着の人たちもいるのだから!
ゆるゆるのオーバーオールにシンプルな黒のノースリーブTシャツ。湘南で過ごす日は、いつもこんな感じです。
そして、足元はビーサン。これはもう少し前から始まっていました。ビルケンも大好きですが、ちょっとそこまで、という日は結局ビーチサンダルばかり。
ビーチサンダルも色々ありますが、選ぶポイントはクッション性の高さと色、です。ここ数年、ずっと選んでいるのが赤です。
以前にもお話しした近所のサーフショップ「カリフォルニアジェネラルストア」の前身で「カリフォルニア」という名前のサーフショップがあったのですが、そこでは、鼻緒とソールをそれぞれ好きな色を選んでビーチサンダルをカスタムメイドしてくれていました。色もいろいろ、さまざまな配色の可能性がある中で、気に入っていたのが赤と赤のコンビ。
天然ゴムのサンダルで履き心地もふんわりと優しく、大好きだったのですが、閉店と共に買える場所がなくなり、さてどうしようかなと思っていたところ、たまたま訪れた鎌倉の極楽寺にある古着屋さんで発見!そこで取り扱っているのはB-sanという名前なのですが、おそらく同じもの。そこでも鼻緒とソールを選んでカスタムメイドしてくれるんです。早速選んだのが、赤いソールと赤い鼻緒のこちら。
マニキュア感覚というか、足元だけ赤いというのはビーサンならアリかなと思って。サーフィンに行く時も、ビーチで脱いでも意外と目立つのでそれも気に入っている理由です。
それから、東京仕様にもなってくれるのが、レインボーサンダル。私の中の永遠の定番ビーチサンダルです。
鼻緒が太いもの(ダブルレイヤー)、細いもの(ナローレイヤー)、プレミアレザー、クラシックレザー、ラグジュアリーレザー、色もいろいろ。……と、20年近く頼り切って履いています。
これは鼻緒の細いナローレイヤーですが、もう少し若い頃は、ダブルレイヤーが好きでした。一度はいたら病みつきになるクッション性の高いソールが大好きで、毎日そればかり。旅行の際にもホテルでのルームシューズ代わりに必ず持って行っていました。でも、40歳を過ぎてからは、鼻緒がより華奢なナローレイヤーに。女性らしくよりスタイリッシュで、ワンピースなどの日にも合わせやすいから。
レインボーサンダルは、履きこむほどにクッションが馴染んでいくので、ビーチサンダルでありながらも長く履けるのも素晴らしいと思います。
そして、こちら。かかとがあるシリーズ。
左はザラのグルカサンダル、右はニューフェイスのボホノマドというハンドメイドのロープサンダルです。
ザラのサンダルは去年買って、結構気に入って都内に行くときにも履いていました。そして今年もその予定。真っ白すぎないアッパーのカラーとソールの黒の配色も好き。グルカサンダルにするだけで全身のバランスがリフレッシュされるので、良い意味でカンフル剤にもなてくれます。
ボホノマドのサンダルは、知り合いのプレスの方のご紹介で知りました。有害物質を極力排除しながらリサイクル可能な素材作られているため「ビーガンサンダル」と呼ばれているのだそう。トルコ製で、ポリプロピレン性のロープとアウトソールは天然ラバー。熱したコテと接着剤を使用し、現地の女性たちの手作業で作られているのだそう。環境への配慮もですが、継続的に女性たちの雇用を作り出すという仕組みもサステイナブル。
実際に履くと、軽くて、フィット感もよくていい感じ。洗濯もできるという優れものです。
と、張り切ってお伝えしましたが、このほかビルケンも必要だし、マルジェラのタビのミュールやドレスアップ用のサンダルもあったり……。装いがよりシンプルでカジュアルになる分、足元のおしゃれについ気持ちが傾きます。アクセサリーもそうですね。サングラスも、ハットもか。
……尽きませんねー(笑)。
今年の夏も、お気に入りの小物たちと楽しく過ごしたいものです!
それではまた2週間後に。
Good day!!
松井陽子
Yoko Matsui
Instagram: yoko_matsui_0628
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