ステイホームにより、ふたたび火がついたと言われる韓国ドラマブーム。
韓国ドラマを見ていると、不思議と“韓国料理が食べたくて仕方ない”症状に陥りませんか?
当記事は、韓国料理エッセイストでもあるライター・小澤サチエが、自宅で簡単に再現できるオリジナルレシピを紹介します。
前編はこちら
40代になって、過干渉な母の思いが理解できた。韓国ドラマ「椿の花咲く頃」から学んだ“母親の愛”>>
『椿の花咲く頃』の世界にもっと浸れる!韓国料理レシピ
ドラマの中で最もよく登場した場所といえばやっぱり、ドンベクの経営する店「カメリア」。息子のピルグがまだ赤ちゃんだった頃からドンベクが必死で店を切り盛りし、気づけば大繁盛。町の男性陣にとって唯一の憩いの場となっていました。
そんな「カメリア」で頻繁に登場したメニューが、豚肉や野菜を甘辛く炒めた「トゥルチギ」(翻訳では「豚の甘辛炒め」と訳されていました)。ドンベクの昔からの得意料理であり、「カメリア」で久々にドンベクのトゥルチギを食べた元カレが、夢中になってご飯をおかわりしていたシーンは、本当に美味しそうでした!
「トゥルチギ」は、韓国の慶尚道という地域の郷土料理で、豚肉や野菜を甘辛く煮込んだり炒めたりした料理。主役は豚肉ですが、地域によって入れる材料や、煮るか炒めるかなどの調理法は異なります。
今回は、「豆腐入りのトゥルチギ」のレシピをご紹介。濃いめの味付けで、ご飯やビールがよく進みます。野菜や豆腐もたっぷり入っていて栄養も満点。暑い夏のスタミナご飯としてもおすすめです。
ちなみにドラマの中で登場するドンベクのトゥルチギは、上にエゴマの葉の千切りをトッピングしていました。
ぜひおうちで作って、『椿の花咲く頃』を見ながら食べてください。そしてドラマの世界にどっぷりハマっていただきたいです!
<絶品! 豚肉の甘辛炒め“トゥルチギ”のレシピ>
材料(2〜3人分)
・豚バラ肉(薄切り肉や焼き肉用などお好みの厚さのものでOK) 200g
・玉ねぎ大1/4個
・長ネギ1/2本
・エリンギ1/2パック
・えのきだけ1/2袋
・綿豆腐1/2丁
・キムチ100g(お好みで)
★ コチュジャン大さじ1
★ 粉唐辛子大さじ1
★ 醤油大さじ1
★ 砂糖大さじ1
★ ごま油大さじ1
★ コショウ少々
★ 水大さじ1
○ 料理酒大さじ1/2
○ 塩少々
○ コショウ少々
○ おろしニンニク小さじ1/2
・水80cc
作り方
① 木綿豆腐を水切りする。キッチンペーパーで豆腐を包んで耐熱皿に乗せ、レンジ500ccで1分半程度加熱すればOK。粗熱が取れたら、1/2丁を8等分にスライスする。
② 豚肉は大きければ食べやすいサイズに切り、◯の調味料で和えておく。
③ 野菜を切る。玉ねぎは5mmにスライスし、長ネギは斜め切りに。えのきは根元を切り落とす。
④ ★の調味料をあえ、ヤンニョムを作る。コショウ以外は全て大さじ1なので簡単!
⑤ フライパンを熱して油を引き、豚肉を炒める。
⑥ 肉の色が変わったら、野菜とキムチ、豆腐を入れる。④のヤンニョムも加えて、ざっと炒める。
⑦ 水80ccを入れて全体を混ぜながら炒める。煮立ったら、弱火にして蓋をし、5分程度煮る。
⑧ 蓋を開け、水分を軽く煮詰めたら火を止めて完成。器に盛って白胡麻をふりかける。ドンベク風にしたければ、エゴマの葉1〜2枚を千切りにしたものをトッピング。ご飯と一緒にいただきます!
前編はこちら
40代になって、過干渉な母の思いが理解できた。韓国ドラマ「椿の花咲く頃」から学んだ“母親の愛”>>
【おうちで韓国ドラマごはん】韓国料理の写真をもっと見る
▼横にスワイプしてください▼
Comment