とどまることを知らない韓国ドラマブーム。

韓国ドラマを見ていると、不思議と“韓国料理が食べたくて仕方ない”症状に陥りませんか?

当記事は、韓国料理エッセイストでもあるライター・小澤サチエが、自宅で簡単に再現できるオリジナルレシピを紹介します。

 


前編はこちら
“自閉スペクトラム症”の愛らしい主人公にハマる人が続出!『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』>>


『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の世界にもっと浸れる!韓国料理レシピ


記事の前編でご紹介した、人気ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』

主人公のウ・ヨンウがいつも食べている食べ物といえば、韓国海苔巻き“キンパ”。父親はキンパ屋さんを営んでおり、朝食も昼食も必ずキンパを食べています。その理由は、「中身が一目瞭然で、予想外の味に驚くことがないから」だそう。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を見ていると、無性にキンパが食べたくなりますよね。さまざまな材料が入ったキンパは、見た目もカラフルで手軽に食べられるのが魅力。韓国ではキンパ専門店だけでなく市場などでも買うことができて、お値段もとってもお得。また、家庭でもお母さんたちがよく作るので、それぞれの家庭の味があります。

通常、韓国の海苔巻きを作る際には、キンパ用の細長〜いたくあんやカニカマ、ハムなどを使います。韓国スーパーに行けばこの細長い材料が簡単に手に入るのですが、あいにく日本の普通のスーパーでは全く見かけませんよね。
そこで、日本のスーパーで手に入る材料を使って、本格的なキンパを作れるレシピを紹介します。どんな材料を入れるかは、お店や家庭によって様々ですが、今回はツナを使ったキンパを作ってみましょう。

また、ドラマの中では、ウ・ヨンウと親友トン・グラミの友情も見どころの一つでした。ヨンウがグラミの家に泊まった日の朝、グラミが作ってあげていた「折り畳みキンパ」もSNSで大人気。巻かずに作れる“グラミの折り畳みキンパ”の作り方も、記事の最後に動画で紹介します。

ぜひおうちでキンパを作って、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を見ながら食べてください。そしてドラマの世界にどっぷりハマっていただきたいです!
 

<絶品! 韓国海苔巻き“キンパ”のレシピ>

 

 材料(1本分) 
・ご飯 お茶碗軽めに1杯分(150g)
・卵 1個
・にんじん 60g(小さめのもの1/2本程度)
・きゅうり 1/2本
・たくあん 30g
・カニカマ スティック 3本
・ハム 30g(できれば厚めのものが良い。なければ薄切りでもOK)
・ツナ缶 1缶
・エゴマの葉 1枚
・マヨネーズ
・海苔 1枚
・塩、コショウ
・料理酒
・ダシダ
・ごま油
・白ゴマ

 作り方 
① 材料を用意する。にんじんは5mmほどに千切りする。フライパンを熱して少なめの油を引き、にんじんを炒める。塩少々と酒小さじ1を加えて軽く炒める。

② きゅうりを5mmに千切りし、塩少々を振ってしばらく置いておく。水分が出てきたらしっかりと絞る。

③ 卵を溶いて、塩少々と酒小さじ1を加え、フライパンで焼く。粗熱が取れたら5mmに細切りする。

④ ハムは7mmくらいに切って、フライパンで軽く焼く。
たくあんを5mmに千切りする。ツナ缶は油をよく切って、コショウ少々であえる。カニカマは割いておく。

⑤ ご飯に塩とダシダ少々、ごま油小さじ1を加えてよく混ぜる。巻き簾に海苔をのせ、ご飯を広げる。
※ご飯は多すぎない方が断面が綺麗に見えるので、150g程度を薄く広げるのがおすすめ。

 

⑥ 千切りの材料は重ねてまとめるようにして、具をのせていく。似た色が並ばないようにすると綺麗に仕上がる。手前から、にんじん、きゅうり、卵、ハムをのせる。

 

⑦ 半分に切ったエゴマを上にのせる。

 

⑧ エゴマの上に、たくあん、ツナ、カニカマをのせ、ツナの上にマヨネーズをかける。

 

⑨ 具を軽く抑えるようにして、手前から巻き簾で一気に巻き込む。しっかりと力を加えながら巻き、最後に巻き簾でギュギュッと形を整える。

⑩ 海苔の表面に、ごま油を薄く塗ったら、食べやすい大きさにカットし、白ゴマ少々を振って完成。

 


グラミがヨンウに作ってあげていた“折り畳みキンパ”の作り方もチェック!

 


前編はこちら
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構成/山本理沙

 

 

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