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長い目で見て「いい買い物だったもの」「失敗だったものは」？ “心が豊かになる買い物“とは何か

2022.10.21

コラムニスト・ひかり

バーゲンで安かったから買ったけど、使わなかったもの。口コミを信じて買ってみたけど、期待通りでなかったものなど、ありませんか？
また、買った当初はよくても、“長い目で見た”ときに、「失敗だった」と感じる買い物もあるでしょう。
長期的に見て、いい買い物だったと思うもの、逆に、失敗だったと感じるものは何でしょうか。

目次

・長い目で見て、「これは失敗だった」と思う買い物は？

・【漫画】本当に「コスパがいい買い物」とは？

・長い目で見て、「これは正解だった」と思う買い物は？

・長い目でみて買い物をしよう！

長い目で見て、「これは失敗だった」と思う買い物は？

mi-mollet（ミモレ）読者に、長期的に考えて「いい買い物だったもの」と「失敗だったもの」のアンケートをとったところ、さまざまな回答が集まりました。
「買って失敗したと感じるもの」には、主に4つの共通する理由がありました。

●買って失敗した理由1：今は使っていない

・「ハワイのマンション」……コロナの影響もあり、なかなか行けないから
・「ウェディングドレス」……二度と使う物ではないから
・「重いカバン」……実用性がなく、仕事中心の生活では使う機会がないから
・「ヒールの高いパンプス」……自分に合わなくて、結局履いていないから
など。

私も、長く愛用しようと思って、牛革で作られた頑丈なカバンを購入したら、重くて「カバン自体が荷物になってしまった」ことがあります。
また、どんなに奮発して買った高額の靴でも、お出かけのときに靴擦れして痛い思いをしてしまうと、なかなか次回、履く勇気をもてなくなります。
靴は、売り場でちょっと履くだけでは、自分の足に合うか分からないので、できれば、「試着時に100メートルくらい歩かせてほしい」と思うのは、私だけでしょうか（苦笑）？

●買って失敗した理由2：流行や見栄、お買い得だという理由で買ってしまったが、気に入っていない

・「ブランドの洋服」……安くなっていたから買ったが、結局、着ていないから
・「ブランドの時計」……長く愛用するつもりで購入したが、自分にはApple Watch（アップルウォッチ）のほうが合っていたから
・「低価格の洋服」……「質より量」で買ったけど、トータルで考えるとそれなりの金額を使っているので、そのお金でもっと極めた逸品を買えばよかったと後悔しているから
・「流行りのスカート」……翌年には“流行遅れの服”になってしまったから
など。

安いから、流行りだからといって買っても、本人が気に入っていなかったら、心がワクワクしないので「着たい、使いたい」とは思いにくいもの。
買い物をするときは、「周りからどう見られるか」よりも、「自分が本当に欲しいのかどうか」をきちんと考えたほうがいいでしょうね。

●買って失敗した理由3：期待通りのものではなかった

・「光脱毛のチケット」……結局、毛が生えてきてしまったから
・「ダイエットマシーン」……効果がなく、結局ダイエットは、「部分痩せではなく、トータルで生活習慣を変える必要がある」と気づいたから
・「高額な資格取得の通信講座」……要はやる気次第なので、「適正価格の講座を慎重に選んだほうがいい」と学んだから
・「派手な色の車」……どこに出かけても、知人に「私がいること」がバレて、面倒だったから
・「今住んでいるマンション」……購入時と家族の状況が変わり、間取りや広さが合わなくなったから
など。

我が家にも、色々なダイエットグッズが“眠って”います（笑）。ダイエットグッズはその都度、色々なものが流行っていて、つい期待して買ってしまうのですが、それを使って運動を続けなければ、意味がありません。
ダイエットも、美容も、通信講座も、「出費額＝効果（成果）」とは限らないし、どれもそれなりに“本人の努力”が必要で、「楽なまま、お金を出せば何とかなる」なんて、そんなウマイ話はないんですよね。

また「家」は実際に住んでみることで、「車」は乗り続けてみることで、自分に合うかどうかが分かることもあります。
大きな買い物は、5年後、10年後のことも想像しながら買ったほうがいいですが、人生には「想定外のこと」もあるので、難しいものです。