【LESSON2】
くすみに見せない大人のスモーキーカラーづかい


「30歳手前まで柔道を続けていたなんて、本当に尊敬!」と、メイク中、吉澤さんのスポーツ歴に関心しっぱなしだったイガリさん。
というのも、イガリさん自身も実は、学生時代は剣道で大きな大会での入賞経験などがあるそう。武道のキツさを知っているが故、吉澤さんの芯の強さに魅力を感じたようでした。
そこで、今回のメイクのポイントにしたのが、目元。
「肌もヘルシーな色味なので、スモーキーなアイシャドウがすごく似合うと思いました。ただ、大人がスモーキーカラーを使う時は、ただのくすみになってしまう可能性もある。それを避けるため、赤みのあるアイシャドウと組み合わせました」

左から:ルナソル アイカラーレーション 17 ¥6820/カネボウ化粧品
サンク クルール クチュール 1947 ¥8470(限定品)、マスカラ ディオール ショウ 090 ¥4730/ともにパルファン・クリスチャン・ディオール   
アイホール全体と下まぶたに①を塗る、まぶたに②を重ねる。さらに目尻側から目頭側に向かって③の色をのせる。

ポイントは②の赤みカラー。締め色となるくすみカラーの前になじませておくことで、目元がヘンに凹んで見えたりするのを防げます。

 

【LESSON3】
大人の囲み目は基本ブラウン、目尻だけブラックで


今回のアイメイクのもうひとつのポイントが、ぐるっと囲んだアイラインテク。
「フルラインで囲むときには、黒だと強すぎてしまうため、ブラウンがおすすめ」(イガリさん)。
今回は、メイク全体として強さを出すため、目尻部分だけ黒のライナーにスイッチして目尻を数ミリ伸ばすように描いています。

囲みラインは、上下のまつ毛の隙間を埋めるようになじませればOK。
ディオールショウ オンステージ ライナー ウォータープルーフ(左)096、(右)781 ¥4180/パルファン・クリスチャン・ディオール


 LESSON4 
顔の凹凸感をあえて引き出す頬骨onチーク


力強いアイメイクに合わせるためにチークは骨格を意識。
「今回は、メリハリのあるメイクに仕上げたかったのでチークボーンの上にチークを馴染ませました」とイガリさん。
頬骨部分に色をのせることで、骨の下の凹みが自然な影になり、顔立ちに凹凸感が生まれるのを狙っているのだそう! ポイントは、肌に溶け込むようなベージュカラーをセレクトすること。そうすることで骨下の凹みが目立ちすぎることなく、自然な影になってくれるのです。メリハリはあるけれど、いかにも! な立体感に転びすぎないテクニックです。

頬骨部分にチークをなじませる。目周りのCゾーンや眉周りには、ハイライトをなじませる。それにより目元の印象がより深まる。
チークとして使用。ブラッシュ カラー インフュージョン(ローズグロウコレクション) R2 ¥3850/ローラ メルシエ ジャパン 
一番上のハイライターを使用。フーミー おでかけUV パウダー ¥2530/Nazzle


 FINISH! 
女性らしさと凛とした強さが宿るゴージャスメイクに!

 


次回は、吉澤さんの2ルック目をお届けします。


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問い合わせ先/
ミシャジャパン tel. 0120-348-154
M・A・C(メイクアップ アート コスメティックス) tel. 0120-950-113
カネボウ化粧品 tel. 0120-518-520
パルファン・クリスチャン・ディオール tel. 03-3239-0618
ローラ メルシエ ジャパン tel. 0120-343-432
Nazzle tel. 0120-916-852

 


撮影/萩原麻李(モデル)、金栄珠(物)
ヘアメイク/イガリシノブ(ビュートリアム) スタイリスト/平田雅子
構成・文/畑中美香
 

 

 

前回記事「赤みを使って可愛さを引き出す!赤リップ使いの新提案」はこちら>>

 
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