こんにちは、藤本です。
「白髪染め」か「グレイヘア」かの2択から私たちを救ってくれるブリーチオンカラー。白髪を「隠す」から「活かす」に価値観、意識を変えたこともすごいけれど、そもそも「白髪染め」とブリーチオンカラーのような「ファッションカラー」はカラー後の“褪色問題”の捉え方もだいぶ違っているようです!
ようやくサロンで初のブリーチ予約が取れまして、「こんな感じはどうでしょうか?」と見せましたら「最初はちょっと抑えていきましょ。慣れるまでは結構な違和感がありますから」となだめられました(笑)。
黒やブラウンの髪が多いアジア圏では、ファッションカラーは、黒髪を作るメラニン色素をブリーチして抜きながら目指す色に仕上げます。対して、白髪染めは、メラニンのない白い毛を染めることがミッションなので、カラーバリエが少なく、ダークブラウンの染料がメイン。白髪でない黒髪にも染料が入り、リタッチを繰り返すことで全体の印象が重たくなるのも難点だそうです。また、褪色した時に赤系に転びがちで、満足できる仕上がり期間は短いとも。白髪染めは頻繁に行わなくてはならない根本のリタッチ以外に、実は仕上がりの色そのものに対しても改善ニーズを抱えていたんだなぁと思った次第です。
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「脱白髪染め」は、自分の白髪と黒髪の境界線をブリーチでぼかし(つなぎの第3の色が生まれ)、そこに新たに色を入れていくファッションヘア技術。狙った美しいヘアカラーを目指すというゴールも、使う薬剤も、ブリーチ後にカラーを入れるやり方も、白髪ありの人とそうでない人も同じ施術なんですね。
私自身は、ヘアカラーを10年以上やっていなかったので、まずは今のブリーチでどのくらいのヘアダメージなのか、カラー持ちなのか、まずはトライしてきました!
初日のサロン帰りは、自分ではあまり変わったように見えず、実際、家族からも気づいてもらえず(笑)! それが、3日、5日と経つうちに(上の写真です)、いい感じのベージュに褪色してきて、しかも心配していたほど全くダメージもなくブリーチ剤の進化を実感しました(←これは、軽めのブリーチだったこともあるそう)。カラーリストさんが「褪色した時にイエローにならないでベージュでとまるように調整目指しますね」と言ってましたけど(今はそんなことができるのかぁ……)、すごいいい色に褪せていくことに驚いています。とはいえ、またこれも1ヶ月経てば、シャンプーで色を足したりする必要が出てくるかもしれません。
白髪率50〜70%以上になるとブリーチの必要もなくなる?
私はブリーチ後に色をたす「ブリーチオンカラー」で仕上げましたが、中にはブリーチだけで、いい感じになる方も多いそう(←時短できて羨ましい! ブリーチオンカラーはすごい技術でしたが、なんだかんだで3時間くらいかかりました……)。
また、「脱白髪染め」のブリーチオンカラーの場合、白髪率50〜70%以上の方はもうブリーチの必要がない方が多く、素髪のままファッションカラーを入れるだけでいい感じのハイライトとローライトができるのだとか。
【写真】ブリーチヘアには大人のニュアンス美がギュッと!
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