海外Airbnb（エアビー）「失敗しない、後悔しない選び方」テクニック大公開

2022年８月から小学生の息子と一緒にカナダのバンクーバー地域へしばらく移住をすることにしたファッションエディターが発信。母子留学を考え始めたきっかけから出発当日までの準備、渡航後は現地の学校や暮らしをリポートする連載です。今回はAirbnb（エアビーアンドビー／通称：エアビー）でのリスティング（宿泊施設）の選び方について紹介します。

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エアビーで部屋選びに失敗しないためのコツ①
「スーパーホスト」を選ぶ

ホテルなどほかの宿泊施設もそうですが、エアビーも同様に、チェックイン以降は自己都合でキャンセルしたいと思っても、ほとんどの場合返金がされません。ですので、リスティング（宿泊施設）選びは慎重にしたいですよね。特に、旅行とは違い親子留学の場合は長期間の滞在になりやすいですし、子供連れなので、できる限り旅行はスムーズにしたい。

ということで、不安を減らすいちばんの方法は「スーパーホスト」を選ぶこと。
「スーパーホスト」とは、エアビーにより、実績上位の素晴らしいホストとして認定されているホストのこと。たとえば「宿泊10件以上の受け入れ実績、または合計で100泊以上となる宿泊３件の受け入れ実績」「問い合わせへの返答率90％以上を維持」「総合評価4.8以上を維持」などの要件をクリアされているそうです。だれでもなれるものではないので、「スーパーホスト」のマークは特にエアビー初心者には安心の印と言えます。もちろん、私が選んだのも「スーパーホスト」の認定があるリスティングで、とてもスムーズで心地よい対応をしていただけました。

「スーパーホスト」のリスティングを見つけるのはとても簡単で、検索窓の横にあるフィルターをクリックすると、写真のような選択肢が出てきます。「トップクラスの宿泊先」の「スーパーホスト」の項目をONにするだけです。

エアビーで部屋選びに失敗しないためのコツ②
レビューをすべて読む

宿泊したいタイミングや場所により、「スーパーホスト」が見つからない場合もあるかもしれません。またはたくさんある候補から選ぶ必要があるときにも、レビューをすべてチェックされるのがおすすめです（スーパーホストの場合もレビューをチェックすると、泊まりたい場所のイメージとの相違がよりなくなると思います）。

実際に宿泊された方のコメントには、良かった点、残念だった点などが書かれているため、説明欄などでは分からなかったこともあり、私もとても参考にしました。なんと、エアビーではゲストの７割が宿泊後にレビューを残すのだそう。

エアビーで部屋選びに失敗しないためのコツ③
予約決定の前にホストとやりとりをして疑問を解決しておく

エアビーのアプリのスクリーンショットを掲載。ホストとのやり取りから抜粋。

エアビーの特徴として、予約を入れる前に「ホストに連絡」の項目から、ホストとやりとりができることが挙げられます。私が確認したかったのは、道路から部屋に入るまでの道のりに、階段や大きな段差がないか、エレベーターがなく自分でスーツケースを持ち上げなければならない部分がないか、ということ。日本から大きくて重いスーツケースを５つ持ってきており、息子と私の２人で運ばなければならなかったので、階段や段差だけは絶対に避けたかったのです。なので、これは事前に確認しました。
実際に宿泊してみて、事前に聞いておけばよかったのは、宿泊先から駅までの道のりが平坦か、坂道かということ。こちらの記事にも書きましたが、滞在中は車を持たず、電車移動が中心、子供の学校の送迎でほぼ毎日電車を使用したので、駅までは近いとはいえ、急な坂道があることは予測していなかったので、この点は聞くべきだったかもしれません。

ホストの方は些細な質問でも答えてくださるので、どんなことでも聞いておきたいことや、疑問があれば問い合わせておくことをおすすめします。

ちなみに、海外のリスティングに宿泊する場合、英語でのやり取りになりますが、エアビーには「自動翻訳機能」がついており、ホストが英語で送ってきた文章を自動で日本語にして表示させてくれます。写真はホストが送ってくださった英文と、自動で翻訳された日本語です。
英語と日本語を見比べて確認しましたが、翻訳の性能も高かったので、英語があまり得意ではない方も安心できると思います。英語のほか、多くの国でかなりの多言語化がすでに実装済みだそうです。もちろん、リスティングの説明欄やレビューもすべて自動翻訳された日本語で見られます！

エアビーによるサポートもあるので、万が一のときも安心

それでも、エアビーは個人間取引も多いため不安という方もいるかもしれませんが、エアビーのすべての予約には、無料で自動的に「aircover（エアカバー）」というトラブルなどの問題が生じた場合の保護措置があります。

たとえば、チェックインまで30日を切ってから、ホストの都合で予約がキャンセルになってしまった場合や、ホストの都合で宿泊先にチェックインできないなどのトラブルがあった場合、エアビーで追加料金なしに同等かまたはそれ以上の宿泊先を探すサポートをしてもらえます。もしくは、料金の返金が受けられます。また、実際に宿泊先に行ってから掲載内容と異なる部分があった場合（寝室数が掲載されているよりも少ないなど）、同様に宿泊先を探すサポートor返金が受けられます。その他、なにかあった場合も、24時間エアビーの緊急サポート窓口に連絡して、相談することができるんです。

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【写真】カナダのエアビーで宿泊した部屋の全貌を紹介
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