毎年恒例の水晶玉子さんによる占い特集、第3弾は【2025年までの長期予測】をお届け! オリエンタル占星術、西洋占星術、そして十干十二支(じっかんじゅうにし)を駆使して未来を占うオリエンタル占星術の占い師・水晶玉子先生に、向こう3年の未来を占ってもらいます。大きな時代の変化を目前に、水晶先生には気になることもあったようで……。
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時代の大転換期には「偶然の一致」が起こりやすい
時代を牽引してきた著名人たちが、数多く旅立っていった1年。石原慎太郎さん、アントニオ猪木さん、森英恵さん、三宅一生さん、藤子不二雄Aさん、旧ソビエトのゴルバチョフ元大統領……。故人を偲びながらも、ひとつの時代に幕が引かれたかのような寂しさを感じた人も少なくないのではないでしょうか。水晶玉子さんは、特にあるおふたりの旅立ちに不思議な一致を見出したのだそうです。
「オリエンタル占星術で見ると、9月に崩御されたエリザベス女王は張宿(ちょうしゅく)。そして7月に逝去された安倍晋三前首相も張宿でした。2022年の張宿は“成”の年なので、何かを成し遂げて完成する、役割を全うする。そんな意味を持つ1年だったのですが、おふたりは同じ宿星であるだけでなく、エリザベス女王は牡牛座、安倍元首相は乙女座でどちらも土の星座、9月に国葬というところまで一致していました。安倍元首相が道半ばで凶弾に倒れられたことは哀惜の念に堪えませんが、おふたりとも『長年の実績を持つ国を象徴する重要人物』という点では、同じ宿星、かつ同じ月に国葬というのが非常に奇遇であり、占いの奥深さを感じた出来事だと感じました」
もちろん「張宿の人全てが同じようなことがあるということではまったくなく、時代の転換点に起こる出来事にはある種の偶然の一致が見られることがある、という一例です」と水晶先生は付け加えます。
「鎌倉殿の13人」も、“風の時代の始まり”が舞台だった
また、何十年〜何百年という大きなサイクルの干支の巡り、天体の巡りから過去を紐解いていくと、歴史的な出来事と現在がリンクするかのような、興味深い発見もあるそうです。
「60年で一巡する六十干支(ろくじっかんし)で言うと、2023年は『癸卯(みずのとう)』の年です。60年前には何があったかというと、1964年の東京オリンピックの前の年なんですね。当時は東京オリンピックに向けて、世界に通用する都市を作るために日本中が大きく変わろうとしている、そんな準備をするような年だったわけです。ですから2023年も、“新しいことが始まる予感”を感じさせる1年になるでしょう。目に見える形で大きな変化を感じ取れるのは、2024〜2025年にかけてではないかと考えています。
ちなみに、西洋占星術で言う【風の時代】はひとつのエレメントの時代が200数十年続くので、前回の風の時代の始まりは、今放送されている大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の舞台となっている平安末期から鎌倉時代の始まりの頃なんです。御家人同士の血で血を洗う争いを経て、北条泰時は『御成敗式目』という武家法を制定しましたが、これは公平な目線で司法、刑法などを定めたもので、特に土地という物質的なものを新たに法令で管理するというのは非常に風の時代らしいシステムであり、大胆な変革だと感じます。200年後の風の時代を生きる私たちの世界でも、そうした斬新なアイデアがどんどん形になっているのだろうと思います」
当たりすぎてて正直怖い…
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