ファッションを参考にするのは年代が合う媒体よりもテイストが合う媒体

「カバーに似せて、背景にグリーンを入れて撮ってもらいました……!」

「弊社ではないのですが……2022年の『MORE』11月号の西野七瀬さんのカバーファッションを真似しています(よかったら検索してみてください)。ジャケット、ベスト、シャツのレイヤードまでは自分でもよくしていたのですが、さらにもう一枚薄手のタートルトップス、しかも黒やベージュではなくレンガ色を入れるなんて!  なるほど~! 可愛い! と、同じタートルトップスを購入しました。自分では思いつかない新鮮なコーディネートのアイデアを知ることができるのもファッション誌を読む醍醐味であり、楽しさだなと改めて実感。

 

『MORE』私より若い世代がターゲットのファッション誌ではあると思うのですが、最近は仕事服の参考によくチェックするようになりました。『ViVi』で平手友梨奈さんがはいてたスニーカーを買ったり。あまり年齢は気にせず、新鮮な組み合わせのヒントにしたり、スパイスのあるアイテムを見つけたりできるから、若い雑誌は得るものが多いですね。美容室に行くと年相応の雑誌を出されるじゃないですか。でも、『non-no』と『ar』が読みたいですとかって、違う雑誌をリクエストします」

「やっぱりこの日も靴下はちょっと派手に」ソックス/ロトト
撮影/最上裕美子
ヘア&メイク/chiSa(SPEC)
構成・文/幸山梨奈

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