「私があなたを救ってあげたい」中毒性のある男・ジホ

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5年前から“月・水・金曜の夫”である長期顧客のジホ。「ただ一緒に食事をしてほしい」というジホの依頼通り、二人は向き合って静かに夕食を食べるだけの関係でした。そんな二人の関係が、少しずつ変わり始めます。

「自分の気持ちをうまく表現できないジホの不器用さに惹かれた」と語るのは、“ジホ派”の瑞穂さん(42歳)。

「感情表現が苦手で、とにかく不器用。そのために他人から誤解されて生きてきているジホを見ていると、手を差し伸べたくなりました。パク・ミニョン演じるサンウンが、彼の元から離れられなかったのも理解できます。

不器用でミステリアスな男性って、『私がなんとかしてあげなくちゃ』と思わせる不思議な中毒性があるんですよね」

最初は職場で誰とも心を通わせられないほど、人との繋がりが苦手だったジホ。ところがサンウンとの出会いによって、彼はどんどん変化していきます。

「ジホとサンウンは理想の夫婦だと思いました。お互いの弱点をさらけ出し、フォローし合うことで一緒に成長していくんです。

そもそも5年間、ほとんど会話もなく食事をしていたのに、不快じゃない間柄なんて、夫婦以外あり得ないですよね。あの二人は、結婚生活に向いているような気がしました」

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「私もこんな風に愛されたい!」女性の妄想を掻き立てる存在・へジン


一方で、“へジン”派だという麻梨さん(39)は、「サンウンを想うヘジンを見ていたら、私もあんなふうに愛されたい……と本気でときめいてしまいました」と言います。

「へジンは最初ちょっと強引な感じがしましたが、その強引さにキュンキュンさせられるんです。トップスターである彼が、突然報道陣の前でサンウンの手を引いて、交際宣言をするシーンがありました。あのシーンにもうときめきすぎて……。

結婚前、20代の頃に抱いた『有名人やイケメンアイドルの彼女になってみたい』という妄想を久々に思い出してしまいました(笑)。へジンは、女性の夢や妄想を叶えてくれる存在なんです」

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確かに、サンウンとへジンのシーンは、日常的なカップルらしい場面は一切出てきませんが、女性なら一度は憧れたことがありそうな胸キュンシーンの連続。

襲われる彼女を助けるシーンや公衆の面前での交際宣言、お姫様抱っこシーン。そしてスーパースターの彼女役という設定など、私たちの妄想を掻き立てる要素がたっぷり。韓国ドラマらしい胸キュンポイントが、へジンのシーンに詰め込まれているんです。

「へジンは、自分の人生を犠牲にしてまでサンウンを守ろうとしていました。なのに全く押し付けがましくなくて、陰で彼女を守ろうと奮闘する姿が、本当にいじらしかったです。へジンの恋がどうか報われますようにと何度祈ったことか……」

私も麻梨さんに同感です。へジンがあんなにも真っ直ぐな気持ちをぶつけ、かつ彼女を全力で守ろうとしているのに、つれないサンウンを見ていると「私がサンウンだったらこんな想いはさせないのに。代わりに結婚したい……」と何度思ったことか。

それにしてもへジン役のキム・ジェヨン、明るくてちょっぴり軽い感じなのに、どこか影のある雰囲気が漂っているのがとてもセクシーで魅力的でした。本作をきっかけに、恋愛ドラマにどんどん出演してほしいなあ…なんて期待しています。

「不器用な彼を自分が救ってあげたい」と感じさせるジホと、陰で守ってくれて、お姫様願望を満たしてくれるへジン。あなたの推しはどちらでしょうか?

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ちなみに、主演のパク・ミニョンのラブリーさからも目が離せません。パク・ミニョンといえば、韓国ドラマ界の“ラブコメの女王”と呼ばれる存在。現在36歳となった彼女ですが、『月水金火木土』を観て、ラブコメの女王としての健在ぶりを感じました。

超ミニスカートやヘソ出しファッションなども堂々と着こなす、攻めのファッションにも注目です!

パク・ミニョンが羨ましい……二人のイケメンとの三角関係の行方は?
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構成/山本理沙
 

 


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