食べやすさナンバーワン。万人受け「紀ノ国屋」のシュトーレン
今回、ミニサイズのシュトーレンは身近なお店3社から紹介しますが、どれも微妙に材料が違うので、ぜひ“自分好み”のものを見つけてくださいね。
まず1本目はスーパーマーケット「紀ノ国屋」のミニシュトーレン。レーズン、オレンジピール、シナモン、ラム酒、マジパンが入っています。そして他社と違うところはデーツが入っているところ。いちばん“食べやすい味”だと思います。なので、朝食のパン代わりとしてもどうぞ。
柑橘好きさんに。「アンデルセン」のシュトレン
こちらはベーカリー「アンデルセン」のもの。マンデルとは、ドイツ語でアーモンドのこと。というわけでアーモンドペーストのマジパンを使用。中にはレーズン、オレンジピールだけでなく、シトロンピールのシロップ漬けも使用。さらにはラム酒だけでなくワインも使われています。切り分けただけで、ピール類のいい香りがし、さわやかで食べやすいのですが、同時に奥深い味わいもあるのが特徴です。ストレートのアールグレイティーや、ホットワインと合う味です。
いちばんスパイシーなのは「ポール」
フランス発祥のベーカリー・カフェチェーンの「ポール」。新宿や品川、四谷には駅ナカにあるので、買いやすいのもポイント。そんな「ポール」のシュトーレンは、カルダモンやナツメグ、白こしょうが使われており、他2つに比べていちばんスパイシーでヨーロッパ的かもしれません。コーヒーや紅茶に合わせるのももちろんですが、スープやシチューにも合うんです。食事系スープに負けない力強いおいしさが特徴。
助かります! 食べきりサイズのシュトーレン
そしてこちらが食べきりサイズのシュトーレン。ちょっと食べたいという人にはまさにうってつけ。
去年、「アンデルセン」で「星のシュトレン」(画像右)を見つけたときは歓喜! 星の形をした2口サイズのシュトーレンが4個入っているのですが、何しろかわいい。切り分ける手間もいりませんし、税込みでワンコイン以下という良心的な価格もうれしいですよね。「アンデルセン」のものなので食べやすい味です。
そして、スーパーマーケット「紀ノ国屋」からは、1枚スライスシュトーレン。1人暮らしだったら絶対に重宝していたと思います。パートナーや子どもはあまりシュトーレンが好きじゃないけれど自分だけちょっと食べたい!というときにもいいですよね。
シュトーレンの本場・ドイツでは、クリスマス前4週間かけて、毎日少しずつスライスして食べる習慣があります。クリスマスまで1カ月を切ってしまいましたが、問題ナシ! ぜひクリスマスまでに味わってみてください。
構成/佐野倫子
前回記事「【数量限定品あり】焼き菓子シーズン本番!クリスマスギフトにも最適な美しきお菓子缶5選」はこちら>>
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