2016年 クリスマス礼拝

2016年12月25日、キャサリン妃のご実家ミドルトン家と一緒にクリスマス礼拝に出席。 (キャサリン妃) コート(ファーは別)/ホブス クラッチ/マルベリー 靴/トッズ  (ジョージ王子) コート/Pepa and Company

今から6年前、こちらもご一家揃ってのクリスマス礼拝ですが、この時はご実家、ミドルトン家の皆さんと一緒に。ジョージ王子とシャーロット王女にとっては初めて、公の場での礼拝出席。そのため王子は緊張気味で、王女は興味津々といった表情が印象的でした。

この時もキャサリン妃はボルドーのコートをお召しになり、クラッチやクラシックな太ヒールの靴など小物も、同系色で合わせていらっしゃいます。実は襟に付けられているファーは、アレンジで着けられたもの。色だけでなく、ファー小物でクリスマス感を演出されているのも素敵です。
抱いている娘シャーロット王女とは、コートの中のお洋服や、タイツでリンクさせるというさりげなさがさすが。
一方、ウィリアム皇太子とは、タイの色を合わせていらっしゃるし、ジョージ王子は襟の色やハイソックスで父とリンク。また妹もネイビーでリンクと、ぱっと見ではなく、細かく色を差すバランスが絶妙にお上手です。

 

2020年 クリスマスカード

2020年12月17日、2020年のクリスマスカード アンマーホールで撮影。(キャサリン妃)ブラウス/SEZANE (ジョージ王子)トップス/レガッタ (シャーロット王女)ニット/ラルフ・ローレン ブーツ/ペネロペ・シヴァーズ 写真:The Mega Agency/アフロ

これは、実際のクリスマスの日ではなく、ご一家がクリスマスカードとして公開された画像です。撮影されたのはロンドン郊外の邸宅アンマーホール。プライベート感あふれる貴重なお写真ですが、その際にもやはりファッションがリンクしているから素晴らしい!

この場所にしっくり馴染むアースカラーで、皆様が同じ。ウィリアム皇太子のカーキのニットとジョージ王子のトップス。またパパのデニムの色から末っ子ルイ王子のファッションが、ネイビーでリンクしています。
シャーロット王女のニットもパパのニットとリンクしているし、スキニーデニムはキャサリン妃の鉄板アイテム。キャサリン妃がニットの下にフリルのブラウスをお召しになっているのと同じく、シャーロット王女もフリルが襟からチラリ。更に、この時王女が履かれているブーツも、キャサリン妃が愛用のブーツの子供版と、完全なるミニ・キャサリン妃といったスタイルでした。

家族は一緒に、が基本のウェールズ公ご一家は、どこでも何をするにも、自然に。必然的に似てくるのかもしれませんね。羨ましい限りです!
 

2022年 今年のクリスマスカード

(キャサリン妃)カットワークのブラウス/M.I.H. Jeans スニーカー/スペルガ (ジョージ王子)ポロシャツ/ポロラルフローレン (シャーロット王女)ジャンプスーツ /エスフェラ キャンバスシューズ/ハンプトン キャンバス (ルイ王子)ストライプのポロシャツ/J クルー

最後のこちらは、一見全くクリスマス感のないご一家のお写真ですが、実はこれ、つい先日公開されたばかりの1枚! ウェールズ公爵家から、今年のクリスマスカードとして公開された画像です。

アンマーホールで撮影された、レアなプライベート画像は、広大なお庭を皆様が仲良く手を繋ぎながら並んで歩かれるお姿。身長差が見事に、美しく斜めに揃っていることにも感動しましたが、ファッションもやはりリンクしていますね〜。

オフシーンなので、当然のカジュアルスタイルで、デニムとブルーが軸になっています。
ウィリアム皇太子がネイビーのシャツにデニム。ジョージ王子もブルーのポロシャツにネイビーのショートパンツ。王位継承者、第一位と二位のこのお二人のトップスはブランドも同じで、ポロ・ラルフ・ローレンのもの。
シャーロット王女もエスフェラのブルーデニムのジャンプスーツを着用。ストロベリーの刺繍にフリルの袖が可愛いデザインで動きやすさもばっちり。まさに王女にピッタリなお洋服。ちなみに、キャンバスシューズは、ジョージ王子も愛用されていた、ウェールズ公家のお子様達の定番靴です。
お隣のルイ王子もブルーのショートパンツがリンクし、トップスはとストライプのポロシャツと、パンツの色やポロシャツが皆様とリンクしています。

キャサリン妃だけブルーが無しですが、白とネイビーで、上品なカジュアルスタイルです。3年前にデビューしたカットワークのブラウスを着回し。濃いブルーのハイライズのスキニーに合わされ、白の鉄板スニーカーでラフなスタイルに仕上げていらっしゃいます。シンプルでいて、実は難しいブラウスインでのハイライズスキニー。スタイルの良さをそのまま生かすキャサリン妃スタイルです。

これだけ季節感は異なりましたが、クリスマス直前、キャサリン妃とご一家のように、家族仲良く、または1人でもハッピーに、素敵なクリスマスをお過ごし下さい。


構成/高橋香奈子

 

 


前回記事「【メイク好きのキャサリン妃】ご結婚後から皇太子妃になるまでのメイク変遷」はこちら>>

 
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