20歳のユージェニー王女は、いつもよりおとなしめな装いで公務へ(1990年3月23日生まれ)

2010年6月17日、ロイヤルアスコット にて。写真:REX/アフロ

こちらは仲良し姉妹の妹、ベアトリス王女と2歳違いのユージェニー王女です。王室行事の一環と言える、ロイヤルアスコットには恒例で出席され、華やかなロイヤルスタイルを披露。

時に、ファッション好きが高じて過激なコーデが話題になってしまうこともありますが、基本この場では祖母エリザベス2世が毎日出席されていたこともあり、おとなしめできちんと感のあるファッションを。若さ弾けるボディに、鮮かカラーのガーリーな装いがお好きなユージェニー王女です。

 

20代のアン王女は、落ち着きのあるエレガントな装いを披露(1950年8月15日生まれ)

1970年代に撮影。写真:Camera Press/アフロ

はっきりとした年が不明ではありますが、20代のアン王女のお姿がこちら。時代も違うとはいえ、なんとも落ち着きがあり、エレガントなんでしょう。60年代から70年代にかけて主流であった、膨らみを持たせたブーファント・ヘアが素敵です。

レースのドレスに白いグローブ、ダイヤモンドのネックレスと、まさに母エリザベス2世譲りの、気品あるロイヤルスタイルを受け継がれています。
 

20歳のエリザベス女王(王女)は、青春時代を謳歌(1926年4月21日生まれ)

1946年、前衛児童虐待協会支援のためのチャリティ・ボールに出席。近衛歩兵連隊長とダンス。写真:Mary Evans Picture Library/アフロ

最後はやはり、エリザベス2世。20歳の時のお姿。児童虐待防止の慈善団体を支援するためのチャリティー・ボールに参加され、近衛歩兵連隊長とダンスを楽しまれている珍しい画像です。

この時フィリップ殿下と交際中ではありますがまだ婚約前で、また父ジョージ6世もご存命。独身プリンセス時代のエリザベス 2世です。フェミニンカラーのプリンセス然としたドレスに、ウェーブのヘアスタイルと、まさにこの時代を象徴するダンススタイルです。

70年もの長き在位で、貫禄ある女王のお姿が記憶に残りがちですが、こんな若き王女時代から華と威厳に満ちていらっしゃいました。また、20歳という青春時代をこんな風にお楽しみにもなっていました。鮮かな赤の口紅がとっても可愛くって(失礼ですが)お似合いです!
 


構成/高橋香奈子
 

 


前回記事「英国エリザベス女王の娘・アン王女のおしゃれすぎるファッション。「ヘアスタイルが決め手」こんな70代になりたい!」はこちら>>

 
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