なんとなく春の訪れが恋しくなるものの、まだまだ冬本番。厳しい寒さが続く今日この頃ですね。英国も日本同様に冬。2023年の公務をスタートしたキャサリン妃も完全なる冬ファッションです。

そんな中、キャサリン妃のここ数年のお気に入りアイテムを発見! それがニットのセットアップなんです。ニットは暖かくて、着心地も楽ちん。しかもシワになりにくいというのも公務には便利。アウターを脱げば端境期にもちょうどよく、バラして着ることも可能です。
また、今の時代のキーポイントである、リラックス感もあって、キャサリン妃のワードローブに増えているのも納得です。

では、一体どんなデザイン・色を選ばれているのか、ご紹介します。中には色違いで購入されている上に、すでに着回しもされているほどの愛用のものもあり! まずは、先週のキャサリン妃ファッションをご覧ください。

 

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キャメルコートの下に着ているのは、ワンピースではなく朱赤のニットセットアップ

2023年1月18日、ロンドン北部、ルートンの保育園を訪問。 タートルニットニットスカート/ガブリエラ・ハースト コート/マッシモ・ドゥッティ  クラッチ/スチュアート・ワイツマン ブーツ(ビスポーク)/ジャンヴィト・ロッシ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

この日、キャメルのコートに朱赤のニットのセットアップ、そしてブラウン系の小物を合わされていたキャサリン妃。コートは、以前にもご紹介したマッシモ・ドゥッティ。ザラの姉妹ブランドで、初お披露目以来、ここ数年冬の鉄板となりうるほどに活躍しているコートです。

これまでは、黒と合わせたり、キャメルのワントーンコーデという着こなしが中心でしたが、初めてキャメル+きれい色のコーディネートに挑戦されたキャサリン妃。シックでかつ華のある、ロイヤルスタイルといった感じで、また一歩お洒落がレベルアップしたように感じます。

ではコートの中のお洋服はというと、こちらです!

タートルニットニットスカート/ガブリエラ・ハースト 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

一見ワンピースのように見えて、実はこれ、ニットのセットアップなんです。
カシミヤ&シルク素材のタートルネックと、少しフレアーのようなシルエットのミディ丈のスカートは、ともにリブ編みですが、上下でリブの細さが異なっていて、トップスよりもスカートの方がリブが細め。そのため下半身は、上半身よりもフィットし過ぎません。

とはいえ、ボディラインが出ることには変わりはないので、女性らしさを大切にされるキャサリン妃だからこそお好きなアイテム、といえるでしょう。布帛よりも楽でリラックス感もあり、今の季節にぴったりですね。

ちなみにここにもキャサリン妃のこだわりが有り!
ウエストに着けていらっしゃるベルトは、洋服とセットの物でなく、キャサリン妃のアレンジです。やはり皇太子になられても変わらず、ウエストマークは欠かせないご様子です。

体型カバーできるとキャサリン妃が気に入っているニットのセットアップ

写真:代表撮影/ロイター/アフロ
写真:PA Images/アフロ
2022年1月20日、ランカシャーの慈善団体を訪問。 キャメルのコート/マッシモ・ドゥッティ  タートルニットニットスカート/アイリス&インク スエードのロングブーツ/サンローランと推測 写真:PA Images/アフロ

以前、キャメルのコートの中にお召しになっていたのが、こちらのニットのセットアップでした。実はこれ、一見シンプルに見えてとても凝っているんです。

タートルネックのネック部分、そして肩から胸まで、胸から腰までのリブの太さが全て異なります。またスカートも、ウエストからヒップまで、ヒップから裾までのリブの編みが異なり、切り替えがデザインのようになっています。ウエスト部分も、ゴムバンドタイプゆえに、トップスをインすればワンピースのように繋がって見えるので、すっきり見えます。

元々ボディコンシャスがお好きなキャサリン妃ですが、このニットはリブのデザインによって、密かにスタイル・サポートもしてくれるので、お気に入りだと推測します。
すでに着回しもされていて、妃の秋冬定番アイテムとなっています。

ちなみに、これが色違いを大人買いされたセットアップですが、ではもう一色は何色?
 

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