恋愛は人生をドラマティックにするものです。現在、40、50代の女性が「人生最大の恋愛だ」と思うのは、どんな恋なのでしょうか?
また、その恋愛を通して、彼女たちは何を学び、どんな風に変わっていったのでしょうか。

 

40、50代の女性の「人生最大の恋愛」とは?

「人生最大の恋愛」その共通点とは? 心を燃やす恋愛で彼女たちが学んだこと_img0
 

40、50代の女性が多いmi-mollet(ミモレ)読者に、「人生最大の恋愛」についてアンケートをとったところ、さまざまな回答をいただきました。
彼女たちが人生最大だと思う恋愛には、主に5つの傾向がありました。

人生最大の恋愛の共通点1:好きすぎるほどの強い思い


・20代の頃、初めて付き合った人で、好きすぎるくらい好きだった。
・20代後半の頃年下の同僚と付き合った。私のほうが好きだったので、心身共に疲れた。
など。

やはり“ものすごく好きになった相手”との恋は、自分にとって大恋愛になるものでしょう。
相手に一方的に思われても、「(自分が)恋愛した」とは言えませんが、逆に、片思いであっても、自分が好きになったら、それは「恋愛」です。
だから片思いでも、自分がどれだけ強い思いを抱いたかによっては、「人生最大の恋愛」になり得るのですよね。

実は、「感情と思い出はセット」のところがあり、当時、感情が大きく動いた分だけ、記憶に残りやすくなると言われています。
だから、好きだという気持ちが強ければ強いほど、思い出深い出来事となり、「人生最大の恋愛だ」と認識することも多いのかもしれません。

人生最大の恋愛の共通点2:長期間にわたる恋愛


・20歳のときに知り合い、9年間付き合って結婚したが、生活が困難になり離婚した。
・高校1年生のときから10年間同級生と付き合った。永すぎた春状態になり、自分がよそ見をしてしまい、終わってしまった。
など。

どれだけその恋に時間と労力を注いだのかによっても、「大恋愛だった」と感じるものです。
個人差はありますが、体力や状況などを考慮すると、一般的に恋愛全盛期は、「20~30代中盤くらい」が多いので、たった15年程度なのです。
たとえば、20代から10年間も付き合えば、その貴重な恋愛全盛期の2/3をその恋に費やしたことになるのです。

基本、3年以上付き合い続けるには相性が合わないと難しいので、長い期間付き合った関係ほど、心を通わせ、思い出の詰まったエピソードが多いことでしょう。
ただし、そこまで続いた関係が終わったのには、“それなりの理由”があることも。「人生最大の恋愛」であっても、今も思い出したいものかどうかは、その理由によっては変わってくるかもしれません……。

人生最大の恋愛の共通点3:記憶に残る体験


・25歳の頃、デートで初めて天ぷら屋さんのカウンターで食事をして、大人だと思った。
・27歳のとき、同級生と毎週のように会うようになり、半年後にプロポーズをされた。でも、彼の実家が自営業で、「親との同居&家業の手伝い」が条件だったので、泣く泣く別れた。
・30年前に異国の男性と恋愛した。この世はバラ色だと錯覚するくらいの振る舞いに心奪われた。
・私の鎖骨に一目ぼれをして、絵を描いてプレゼントをしてくれた不思議な彼と半同棲していたが、私のほかに3人も女がいた。彼をぶん殴って別れました。
など。

インパクトのある出来事や初めての経験は、感情が大きく動きやすいので記憶に深く刻まれることが多いもの。特に珍しい体験は、人に話したくなるので、話した分だけ記憶に残っていきます。
だから、たとえ短期間であっても、“人生最大の恋愛”だったと思えることもあるでしょう。

次に紹介する「人生最大の恋愛」は、ちょっと意外なものでした。それについては、次のページで紹介します。

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【漫画】彼女にとっての「人生最大の恋愛」とは?
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