ジャンヴィト・ロッシのパンプス4色目:プラリネ

2017年7月19日、欧州歴訪。ポーランドの空港からドイツへ移動。 ドレスコート/キャサリン・ウォーカー イヤリング、ネックレス/キキ・マクドノー 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:Press Association/アフロ

オールシーズンを通して使える定番カラー、ベージュ。ご結婚当初、靴はほとんどヌードカラーといえるほどのお気に入りカラーだけに、実はジャンヴィトロッシの鉄板モデルの中でも、微妙に異なるベージュ系の色を、2色お持ちです。

ベージュ系の1つ目がこれ。ベージュにピンク味を足したような温かみのある色で、かなりの頻度で愛用されてきました。淡いピンクやダークローズ系、またこの時のようなロイヤルブルーにも品良く合ってくれるのが、お気に入りの理由でしょう。

鮮やかな色のお洋服にどの靴を合わせるか困ったら「これ!」と言えるほどに便利な色です。

 

ジャンヴィト・ロッシのパンプス5色目:ビスク

2022年4月27日、英国王立産婦人科医協会を訪問。 ワンピース/セルフポートレート ピアス/キキマクドノー、アニューシュカ ネックレス/モニカ・ヴィナダー 靴/ジャンヴィトロッシ 写真:Photoshot/アフロ

こちらが2つ目のベージュ系です。先ほどのプラリネよりも、少しブラウン味が加わった色といえば違いがわかるでしょうか。この時は、クリームベージュ系のワンピースと合わされ、全体的にシックでエレガントな印象です。

もし明るめのベージュにすれば、軽く若さが出るし、落ち着かせたい場合には、キャサリン妃と同様、このビスク色がしっくりくるはず。他にも、レモンイエローといった、爽やかでキレイな色と組み合わせれば、品と高級感のある印象になるでしょう。

では、続いて、ダークカラーの定番カラー編です。


ジャンヴィト・ロッシのパンプス6色目:ミッドナイトブルー

2022年10月5日、イングランド、ロイヤル・サリー・カウンティ病院を訪問。 ワンピース /カレン ミレン クラッチ/エミー・ロンドン 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:ロイター/アフロ

こちらも、ザ・定番カラーのミッドナイト・ブルー。ネイビーとも言える色で、私たちももれなく一足は持っていそうなベーシックカラーですが、使い方によって、超オシャレに見えるか、それともフツーになってしまうか、両極端になりうる、実は難しい色です。

というわけでキャサリン妃スタイルの中から選んだのが、こちらのコーデ。マスタードイエローのワンピースに合わせて、シックにアクセントをつけられています。これによって、ガーリーにならず、大人の華やかさといった印象になっています。
他にも、赤のコートと合わされていたこともあったりと、カラーのお洋服に、サラリと組み合わせるのがベター。さらには、実はグレーとの相性も抜群なのがこの色のパンプス。

全体で、2色以上の色を使わないというのが、ネイビー系の靴を使ったオシャレコーデのキーです。