視覚と聴覚を刺激する超激辛なコメディドラマ
『ゲキカラドウ2』(毎週木曜24:30〜)

このドラマは、本当に意味が分からないドラマです(褒めてます)。だって、激辛ロングトッポギを食べながら、「この優しさ、安心感。まるでオトンやオカン、家族のようや!」と微笑む猿川(桐山照史)、さすがにやばくないですか?(褒めてます)。

でも、不思議なんですよね。私はどちらかというと辛いものが苦手なはずなのに、このドラマを観ていると激辛に挑戦したくなってくる。主演の桐山照史さんが、とにかく美味しそうに食べるんですよ……。シーズン1も面白かったけれど、2はさらにパワーアップしている印象を受けました。

そして、ただ激辛料理を食べているだけでなく、その挑戦が超激辛な営業先との問題を解決するヒントになるのもアッパレ! 毎話、見事な伏線回収にスカッとします。辛いものは苦手だし……という方も、ぜひ観てほしい! きっと、新たな扉が開けるはずです。

 


“お夜食”をテーマにした禁断グルメラブストーリー
『月読くんの禁断お夜食』(毎週土曜23:30〜)

ストイックに完璧を求めるパーソナルトレーナーのそよぎ(トリンドル玲奈)が、料理上手なナゾ多き年下男子・月読(萩原利久)に出会い、食の楽しさを思い出していく新感覚なグルメラブストーリー。

私は、原作コミックが大好きなので、実写化が決まった時はうれしかったです。読んでいると、たまには自分に優しくしてもいいかな? と思うことができるんです。

たとえば、仕事で疲れ切って糖分を欲している時、「でもこんな時間だしな……」と諦めた経験はありませんか? 10代の頃なら迷わずバクバク食べていたけれど、年齢を重ねるとやっぱり明日のむくみが気になってしまう。

そんな時、月読くんがささやいてくれるんです。「ダメになってください。頑張った1日のおわりくらい」と。

ただ、健康も意識してくれるのが月読くんの素敵なところ。揚げない唐揚げや、ピッティパンナ(=スウェーデンの伝統的家庭料理)など遅い時間に食べても罪悪感が和らぐごはんを作ってくれるんです。これは、毎週チェックするしかない! ミステリアスな月読くんの正体も気になる〜!


急に暑くなってきたせいで、食欲が低下してしまっている人もなかにはいるのではないでしょうか。そんな時に、食へのモチベを上げてくれるのが飯テロドラマたち! ぜひ、ごはんのおともにエンタメを楽しんでみては?

 

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