「時間が足りない!」と思っている人が多い現在、大人の女性が「プライベートで一番時間を使うこと」は何でしょうか。
そこには、40、50代ならではの特徴も見えてきました。

 

大人の女性が「自分の時間」に行うこと

 

40、50代の女性が多いmi-mollet(ミモレ)読者に、「プライベートで一番時間を使っていること」についてアンケートをとったところ、さまざまな回答をいただきました。
そこには、いくつかの傾向がありました。
 

オフに一番時間を使うこと1:映画、ドラマ、音楽、本を堪能する


・読書をして、知識を増やしている。
・ドラマを観る。その時間、嫌なことを忘れられるから。
・音楽を聴く。自分の世界に浸れるから。

など。

「映画、ドラマ、音楽、本を楽しむ」といった文化的な活動をする回答が、一番多かったです。
日常生活でアウトプットしていることが多い人は、インプットするために本を読んでいたり、知識を得たり、自己成長を試みたり。
またストレスを溜めている人は、作品の世界に入って、ひととき嫌なことを忘れて、自己を癒したりしていることも。

私は作品を堪能するとき、いつも感じることがあります。それは、「読んだり、観たりする時間は2時間程度のものであっても、その作品が作り上がるまでには、多くの人たちの時間や労力が費やされている」ということです。
そういった色々な人の思いが詰まった作品を気軽に堪能できるのは、贅沢なことですよね。

心が豊かでいると、言葉や行動が変わり、より幸せになる道に向かいやすくなるので、自分の心を高めていくことは大事。だから、プライベートの時間で自分の成長を促す行為をするのは、とても有意義なことです。
できることなら、“自己を良い方向に導いてくれるような作品”に触れたいものですね。
 

オフに一番時間を使うこと2:趣味を楽しむ


・アクセサリー作り。自分好みのものが作れて、没頭するので気分転換にもなる。
・パッチワーク作り。作っているときが一番好きな時間。
・ピアノを弾く。弾いていると楽しくて、ストレス発散にもなる。
・お庭の手入れ。庭が綺麗になると気持ちもスッキリする。

など。

色々な趣味を楽しんでいらっしゃる人が多いようです。多くの人にとって、趣味を楽しんでいる時間が、一番「自分らしさが出てくるとき」と言ってもいいでしょう。

なかには、「自分には趣味がない」と思っている人もいます。ただ、難しく考える必要はありません。自分が楽しくてつい時間を費やしてしまうことは、どんなことでも「趣味」と言えるのです
食べ歩きでも、カフェに行くことでも、ゲームでも。みんながみんな、それをするのが好きというわけではないので、「好き」と思うだけでも、ある意味、「その人らしさ」が出ています。

人は良くも悪くも、「自分の意見や感覚は、多数派だ」と思いがち。逆を言えば、「自分には特徴がない」とも感じています。でも、細部まで見ていくと“その人らしさ”が見えてくることは少なくありません。
たとえば、食べ歩きにしても、「かき氷の食べ歩き」だったり、「一工夫された料理を出す居酒屋巡り」だったり。「どこが好きなのか」「なぜ好きなのか」まで深く追究していくと、他の人とは違う「その人らしさ」が見えてくるものなのです。

次に紹介するのは、「現代ならでは」といってもいいかもしれません。
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