人と会った後、どっと疲れてしまう人は少なからずいます。そんなとき、「自分は人嫌いなんだ」「自分は人とうまくやってはいけない」なんて悩んでしまう人もいますが、問題はそこではないかもしれません。
人と会うと疲れてしまう人は、どうしたらいいのでしょうか?

 

人と会うと疲れるのは、ある意味、当然のこと

「人と会うと疲れてしまう人」の対策法6つ。気遣い屋さんほど疲労感..._img0
 

よほど気の合う、親しい人でない限り、疲れるのは当たり前のことです。なぜなら、気を遣いますしね。
たとえば、特に興味のない相手の場合は、その人の日常のたわいのない話を聞いても、そこまで面白みを感じないことは多いもの。それでも、興味があるように見せないと失礼になってしまうから、(無理して)楽しそうに聞くこともあるでしょう。

また、初対面の人が多い場では、相手がどんな人か分からないので、「どんな話題がいいのか」「どんな受け答えをすれば、失礼にならないのか」などを探りながら会話をすることが必要となってきます。
だから、色々な人とうまく会話ができるような人でも、意外と疲れていることも。

人見知りの人は、多くの人と楽しそうに会話をしている人に対して、「この人は色々な人と気が合っていて、こういう場が楽しいのだ」と勘違いしがち。
でも、基本的に、万人と気が合うことも好かれることもありません。相性はあります。
つまり、誰とでも仲良くなれる人ほど、「相手に合わせていること」が多いのです。

むしろ“おもてなし”の精神で、相手の話に合わせたり、上手に相槌を打ちながら話を聞いたりしているから、うまくいっているに過ぎないことも少なくありません。

もちろん「人が好き」「色々な人と話すと楽しい」という人もいますが、それでも相手に気遣っていることは多く、家に帰るとどっと疲れが出てしまうことはあるでしょう。
 

「疲れていない人」のほうが問題なところも


逆を言えば、人と会っても「疲れていない人」のほうが注意しなくてはいけない場合もあります。なぜなら、そういう人は、「相手に気を遣わせてしまっている」こともあるからです
たとえば、自分は面白い話題を話して場を盛り上げたつもりでいても、周りは調子を合わせて聞き役に徹していただけのことも……。
そういう人は、相手の表情などをきちんと見たり、察したりする必要があるのですよね。

そう考えると、誰もが「ある程度、心を許せる相手」以外とは、多少なりとも疲れてしまうものだといってもいいのかもしれません。
そして、それを前提として考えることで、人と会うと疲れてしまう人はどうしたらいいのかの「対策方法」も見えてくるのです。次のページで紹介します。

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