サイドゴアの元祖とも称される、クラシックなチェルシーブーツ

2023年5月8日、チャールズ国王戴冠式を祝したチャリティ活動に参加。 シャツ/Really Wild Clothing スキニー/ジースター・ロウ ブーツ/ブランドストーン 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

長く愛用されてきた、カジュアルブーツといえばこちら。
同じくブラウン系でラバーソールのサイドゴアと、一見同じですが、大きく異なるのはやはりソール。ラバーソールをなるべくスッキリ見せるべく無駄を省いたデザインに、トウもやや丸みがあり歩きやすさが重視されているのは、アウトドアブランドならではですね。

よってこの時のスタイルのように、フリルのデニムシャツ+カーゴタイプのスキニーといった、超カジュアルルックにピッタリです。

そしてもう一つの愛用ブーツが、こちらです。
 

 

細身でベーシックなレースアップブーツ

 

2019年6月11日、カンブリアを訪問。 ジャケット/トロイ・ロンドン ニット/フェール・ラーベン ブラウス/SEZANE ブーツ/シーバイクロエ 写真:Press Association/アフロ

プレーンなデザインのブーツだけでなく、タイプの異なるブーツもプラス。これが、着回し上手なキャサリン妃のお見事なところです。

これは、アウトドアブランドではないシーバイクロエをチョイスされ、レースアップと一見ハードな印象も、細身でシンプルな作り、またソールもウッドとモダンな印象。これにより、アウトドア公務ファッションもお洒落度がアップしました。

この時もデニムはスキニーですが、レースアップがアクセントになっていますね。ファッション系ブランドのものを選ぶことで、ラフになり過ぎず、お仕事向きの洗練されたカジュアルスタイルが完成するので、やはり靴選びはとっても重要です。

パンツの出番が着実に増え、デニムのシルエットにもついに進化が見られたキャサリン妃。私達にも親しみのあるアイテムだけに、今後のコーデが気になりますね。
 


構成/高橋香奈子
 

 

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