ヴァレクストラのブランドアイコン的バッグ イジィデ

「『イジィデ』は2011年に発表された、ブランドのアイコン的なバッグ。エジプトの女神の名前が由来になっています。一番人気のシリーズです。きっちりしていて着物にも合います。360度どこから見ても美しいバッグです」

ミニ イジィデ(サイズ:22×16×12cm)¥544500/ヴァレクストラ ジャパン

調べたら「イジィデ」は「母性と豊穣をつかさどる女神」だそうで、金運が上がるだけでなく、女性としての優しさや慈愛も誘発されそうなバッグです。

また、お財布と同じく、細かい凹凸がある革なので、傷がつきにくく、濃淡を楽しめる、という特長があるとのこと。小野先生も、バッグに傷がつくのは人間関係のトラブルを暗示しているとおっしゃっていましたが、傷がつきにくいなら未然にトラブルを防いでくれそうです。

 

夫婦やカップルで共有したい、通称「バニーバッグ」 バケットバッグ

バケットバッグ マイクロ(バニーバッグ)(サイズ:18×16×12.5cm)¥264000/ヴァレクストラ ジャパン

「バケットバッグ」は取っ手がうさぎの耳に見えるので、通称バニーバッグと呼ばれています。北さんによると、デザイン的にもユニセックス仕様で男性も使えるとのこと。こんなバッグを夫婦やカップルで共用したら素敵です。マチが広くて容量もかなり入るそうです。

人気バッグは入荷待ち、出し入れのしやすさもピカイチ! ミラノ

「少し柔らかい革で、日常的に使えるのが『ミラノ』です。本当に出し入れしやすいです。新色のブルーも人気です」と、北さん。人気のカラーは入荷待ちだそうです。ショーウィンドウに飾られている新色の薄いグレーもかなり素敵で心を掴まれましたが、60万円くらいだそうで……。小野先生にさらに強力な金運術を伺いたいです。

ミラノバッグ ミニ(サイズ:26×22×14.5cm)¥605000/ヴァレクストラ ジャパン

話を伺うと「ヴァレクストラ沼」というものがあり、はまると小物からバッグまで次々揃えたくなるそうです。同じ色で揃えたら壮観です。どんな方が愛用しているのか伺うと、「ハリウッドセレブよりも、文化的な方が多いですね。ロゴが入っていないので、控えめで知的な方が、ひけらかすことなく愛用されています。お医者さんや弁護士の方も多いです」と、北さんは教えてくださいました。ということは、ヴァレクストラを使っているのは一流文化人や知識人の証かもしれません。

運気の象徴のバッグは、アイデンティティの表現でもあります。もしかしたら、自分がまだその域に達していなくても、ヴァレクストラのバッグを使うことで別のステージに連れていってくれる気がします。運気だけでなく、使っている人も運んでくれるバッグと出会えて、希望の光を感じました。とりあえず、既存のバッグの中を整理するところから始めようと思います……。

(次回、あの経済愛好家が久々ゲスト出演! 2024年1月21日配信予定です)

辛酸なめ子、アラフィフの壁を乗り越えるとは?
「アラフィフの壁」を無理なく、軽やかに越え続ける漫画家・コラムニストの辛酸なめ子さんが、自らのアンテナに引っかかった事象を紐解く連載です。本連載ファッション企画でおなじみのスタイリスト室井由美子さんのオススメブランド・ヴァレクストラの人気&最新バッグをチェック! 天文占星術研究家の小野十傳先生による、運気を上げる/下げるバッグの使い方やアドバイスも併せてお楽しみください。

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スタイリング/室井由美子
撮影/目黒智子
ヘアメイク/コンイルミ(ROI)
構成/露木桃子
 

 
 
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