そんなメアリー王妃のフアッションといえば、英国キャサリン妃とよく比較をされることでも有名です。なぜ、こんなに似るのか、解説します。
 

⑦ 見た目のみならずならずファッションテイスト(個性)も激似のメアリー王妃とキャサリン妃

2022年2月23日、キャサリン妃がデンマークを公式訪問。ドレスコート/キャサリン・ウォーカー バッグ/マルベリー 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:REX/アフロ

一般から王室入り、といったバックグラウンドも同じ。キャサリン妃はもちろん、メアリー王妃もご両親は英国にルーツを持ち、お二人ともブルネットの髪色。目元やお顔立ちも系統も似ていて……ととにかく共通点が多いお二人。年齢はメアリー王妃が来月で52歳、キャサリン妃が42歳とちょうど10歳差ですが、その年齢差を感じさせないほどファッションも激似のお二人です。

2年前にはキャサリン妃が初めてお一人でデンマーク を公式訪問されましたが、その時のファッションがこちら。グレーに黒の襟がアクセントになったドレスコートに小物を黒で統一し、モノトーンのスタイルだったキャサリン妃と、白のコートにインナーを黒でスッキリまとめられたのがメアリー王妃。奇跡のモノトーンリンクでした。

同じ英国の血を引くだけに、姉妹といっても通用しそうなお二人ですね。そんなお二人だけに、同じお洋服を購入、ということが多々あるんです。

 


⑧メアリー王妃とキャサリン妃、クローゼットには多くの同じ洋服が!

2022年6月21日、オランダを公式訪問。写真:The Mega Agency/アフロ
2021年7月11日、ウィンブルドン選手権を観戦。 ワンピース/ビューロ・ロンドン 写真:Colorsport/アフロ

数ある同じお洋服の中の一つがこちら。
マオカラーにウエストをマークしたミディ丈のロマンチックなワンピース。色が少し違う以外は全く同じデザインで、ブランドは英国発のビューロ・ロンドンのものです。ロイヤルに人気ブランドではありますが、そもそもお二人のファッションテイストが、フェミニン、フィット&フレアー、コンサバと同じな上に、見た目も似ていることから、選ばれるものやコーディネートも似ています。

とはいえ、どちらも王妃と未来の王妃、という一国のトップレディとなるお方。違いはあるもので、例えばこのコーデで見ると、靴のテイストが大きく異なります。アニマル柄の型押しでエッジと大人っぽさをプラスされたメアリー王妃に対し、キャサリン妃はアンクルストラップのレディライクなテイストでガーリーにコーデ。

年齢の差ともいえますが、往往にしてメアリー王妃は靴や小物に、シャープなアクセントをつけられますね。一方、キャサリン妃はデザイン物をプラスするより、カラーコーデで遊ばれることが多いですね。とはいえ、昨今靴にも変化が出てきているキャサリン妃なので、今後メアリー王妃寄りになる可能性もあり。そうなれば、もっと似ます(笑)。今後どうなっていくのか注目です。