② イスに座るとき

イスに背もたれがある場合、背もたれを使うこと自体は問題ありません。ただ、美しい姿勢を保つために、骨盤の角度は意識しましょう。正しい姿勢をキープするのは、最初は大変です。ですが次第に、ヒザ同士をつけて骨盤を立てているほうが疲れなくなってきます。こうなれば、背もたれを使わなくても平気になり、もっと美しい姿勢を保てます。慣れるまで繰り返し取り組んでみてください。
 

 がさつな印象 
背もたれに全力で寄りかかり、骨盤を寝かせる

 

骨盤を倒して背もたれに全てを預けるのはとてもラクなのですが、OKバージョンと見比べるとわかるとおり、とてもダルそうで老けて見えます。また、脚を広げていると、がさつに見えてしまいますね。
 

 エレガント 
背もたれをサポートに使い、骨盤を立たせる

背もたれに寄りかかるのではなく、背もたれをサポートにして骨盤をイスに対して垂直に立てるようにして座ってみてください。横から見たとき、耳・肩・腰を結んだラインが一直線になっているのを確認しましょう。このとき、反り腰にならないよう注意。脚は、ふくらはぎとヒザの内側同士をつけ、つま先とかかとはきちんと揃えて。慣れてきたら背もたれを使わないようにするのがオススメです。姿勢がより美しく見えるだけでなく、筋トレにもなります。

 


③ パソコン作業をするとき

先ほどの応用編です。パソコンを使う分、ストレートネック&猫背になりがちなので気をつけましょう。作業中はついつい画面に顔を近づけてしまいますが、老けて見えるだけでなく、肩コリや頭痛の原因になるので、目線を上げ、正しい姿勢をキープして。
 

 がさつな印象 
パソコンと体の距離が近く、頭をパソコンに近づける

 

パソコンの位置が近いと、画面が見えるようにと、首を前に出す格好になり、猫背にもなってしまいます。また、足をテーブルやイスの脚に引っ掛けるしぐさも無意識にやりがちですが、そもそも家具を傷つけますし、見た目にも素敵ではないのでやめましょう。
 

 エレガント 
姿勢を正したままでも画面が見える位置までパソコンを離す

 

パソコンと体の距離を離すことで、姿勢を保ったまま画面を見ることができます。老眼などにより、距離が遠いと画面が見えなくなる人は、メガネをかけるなどの工夫を。
 


\これもオススメ!/

 

パソコン用のスタンドを使えば、簡単に目線と画面の高さを合わせられます。