⑤ キャメル:デメリエー(63250円)

2022年11月3日、北ヨークシャーを訪問。 バッグ(高さ12×幅18×マチ9cm)/デメリエー コート/マックス アンド コー ワンピース/ガブリエラ・ハースト 靴/ラルフ・ローレン 写真:PA Images/アフロ

続いて、こちらも定番カラーのキャメル。スムース・カーフレザーが使われ、ツヤ感のある表面とインパクトのあるゴールドの金具が印象的なデザイン。日本での人気も高くなってきた、デメリエーのものです。サイズこそ小さめながら、コロンとした形が可愛く、マチがあるので意外と収納力もあり。同レザーのストラップ付きで、こちらもやはりクロスボディ仕様も可能です。

黒やネイビーの洋服と合わせる場合には、コントラストが出て派手に見える可能性がありますが、白やベージュ、ブラウン系のコーディネートなら、上品でエレガントな印象にまとまります。
黒などダークな洋服限定ではない場合には、キャメルのバッグも使いやすくお洒落感がアップするのでオススメです。

 


⑥ 白バッグ:ストラスベリー(65000円)

2023年12月8日、ウェストミンスター寺院でのXマスコンサートを主催。バッグ(高さ14×幅18cm×マチ9cm)/ストラスベリー コート/クリス・カー ニット/KILTANE パンツ/ホランド・クーパー 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

最後はこちら。アイボリーのバッグです。黒、ネイビーに続き、白系も永遠の定番カラー。冬のフォーマルシーンでは不向きですが、春ならピッタリ(あくまでも学校によります)。白の洋服がOKな場合には、勿論バッグの白が活躍してくれるはず。ネイビー 、ベージュなど春のさわやかカラーには品良くマッチしてくれます。

このデザインは、スコットランド発のご愛用ブランド、ストラスベリーのもので、昨年末にキャサリン妃が初お披露目された、最新ニューバッグでした。実はこの日、ずっと裏側を見せたまま持ち続けていらしたキャサリン妃(笑)、そのため正面のデザインが全く見えませんが、こちらです。

写真/著者撮影

ブランドのアイコン、ゴールドバーがアクセントになった、ワンハンドルで、ソフトレザーに、コロンとしたフォルムがなんとも可愛い! マチも広いので、小さくとも使いやすくて収納もありと、言うことなしのバッグと見られます。クラシック+モダンが、絶妙なバランスでミックスしていて、特にこの“バニラ”色はかなり使えるはず。勿論、これにもストラップ付き。クロスボディとして使えて、ハンズフリーなのも嬉しい限りです。


以上、キャサリン妃のご愛用バッグの中から、6つをご紹介しましたが、気になるものはありましたか? まだまだ気温差激しい日々で、春物の洋服へとシフトが出来ない分、新しいバッグに目が行ってしまうのは、きっと私だけではないですよね?(笑)。
 

※1ポンド=190円(2月28日現在)にて換算。


文/にしぐち瑞穂
 

 

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