まずは「引っ越し」!

38歳の娘の部屋に、勝手に侵入する過保護母…「母の呪縛」を解くカギは?_img2
 

「とは言っても、長年続いているこの関係をどうやったら変えられるの?」

そんな声も聞こえてきます。家族だからこそ言葉が通じない、会話にならない。そんな例もありますよね。他人の方が意外と「話し合い」で解決するケースは多いような気がします。話し合いに期待できない場合、実力行使から入るのも仕方ないかもしれませんね。

実力行使とは、ずばり「引っ越し」。

実家からアクセスの悪い土地に引っ越して、お母さんに合いカギを渡さない。それくらい思い切らないと、コハルさん母娘の関係を変えることはできないかも。

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思うに、「合いカギ」は母娘の絆・呪縛の証。お母さんがいつでもコハルさんのプライベート空間に足を踏み入れて、中を確認することができるのは合いカギがあるから。もちろん、緊急時のことを考えて合いカギを持ち合うのは家族のセーフティネットとして便利な手段ですが、「いざとなれば入れる」と「いつでも入っていい」は違います。

お母さんが合いカギを使って、コハルさんの意思を無視してプライバシーを侵害していることは、コハルさんが「No」と言っていいことです。「勝手に家に入らないで」と話しても分からなそうであれば、引っ越しをして新居のカギを渡さないことでその意思を伝えられたらいいですね。


住む場所を変えると、かなり気持ちがリフレッシュしますよね。40代に向けた準備期間を、誰にも邪魔されない安心できる空間で過ごすというのは良いアイディアではないでしょうか。コハルさんの日々がもっと自由で、解放感あふれるものになりますように。

 


【漫画で解説】「部屋片づけておいたからね」38歳娘の不在時に家に来る過保護母…
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文/梅津奏
作画/Sumi
構成/山本理沙
 

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