メイクはいつもの自分から離れずに
着物を着るときに迷うのが髪型とメイク。今回ヘアメイクを担当してくれた赤松さんにコツを伺いました。
赤松さん 着物に負けないよう、目元はアイラインを引いて切れ長に、口紅は赤を選んだりしますが、洋服ばかりのコミュニティに出かけるときは違和感があるかもしれません。いつもの自分と離れてしまわずに、普段のメイクでもいいと思います。その代わりに下地はピンクベースがおすすめ。上質な絹に負けない、明るい肌になりますよ。
はまじ なるほど。どこかにいつもの自分を残しておくと、着物も構えずに着られますね!
赤松さん ただ、髪はワックスなどをつけてまとめると、清潔感があっていいと思います。
はまじ 背筋が伸びますね〜! 洋服の時よりも自然と動作がゆっくりになります。
仁美さん はまじさん、凛とした美しさが加わりましたね。
はまじ ちょっとしたお出かけに着物という選択肢が加わったら、大人女子の楽しみがまたひとつ増えそうですね。
伊藤 仁美 京都祇園の禅寺に生まれ、和の空間に囲まれて育つ。2015年より活動の拠点を東京に移し、着付けサロン「enso」を主宰。講演やイベント出演ほか、雑誌・広告などで着付やスタイリングを手掛ける。また国内外のアーティストとも多数コラボレーションし、海外メディアにも取り上げられるなど幅広く活躍。現在は一児の母として、着物で過ごす日々にある豊かさも発信中。令和元年には「enso japan」プロジェクトとしてニューバランスとのコラボレーションムービーを発表した。instagram:@hitomiito_
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千成堂着物店 tel. 044-750-9554
和小物さくら tel. 075-229-3678
ヘア&メイク/赤松絵利(ESPER)
取材・文/笹本絵里
構成/幸山梨奈
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