国際女性デーの活動には、モノトーンのお仕事スタイル

ジャケット/ME + EM バッグ/レジーナ・ピョウ 靴/ジェニファー・チャマンディ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

こちらは、日頃からメーガン妃が熱心に続けていらっしゃる女性支援の活動で、“国際女性デー”に先駆け、英国の学校を訪問された際のファッション。
お仕事モードの時には、ジャケットを着用されました。色もモノトーンでシックに、キリッとシャープなスタイルがメーガン妃流ですね。

肩も丈も少しオーバーサイズでトレンド感のあるものを取り入れつつも、コーディネートはいたってシンプル。これなら私達でも真似のできるお仕事スタイルです。

このスタイルのポイントは、小物使い。
黒とキャメルのコンビのパンプスやお弁当包みバッグが遊び心のあるセレクトで、着こなしのアクセントになっていますね。

メーガン妃がいかにバッグ好きかが伺えます!
 

 

ロイヤルファミリーとの最後の公務には、完璧なロイヤルスタイルで魅了

ドレス/エミリア・ウィックステッド 帽子/ウィリアム・チェンバーズ バッグ/ガブリエラ・ハースト 靴/アクアズーラ 写真:AP/アフロ

こちらが、離脱前ロイヤルファミリーとの最後の公式公務となった場でのメーガン妃ファッションです。
鮮やかなエメラルドグリーンのドレスに、同色のお帽子、バッグと、最後の登場シーンでは、ご自身の鉄板カラーを選ばれました。

露出を抑え、マント風のストールがついたミディ丈のドレスは、まさにザ・ロイヤルなデザイン。見るなり私は、生前のダイアナ元妃を思い出しましたが、80年代のレディライクなニュアンスがとても素敵ですね。
そこに小物使いで、モダンに見せるテクニックは、メーガン妃のお得意なところです。
足元はヌードカラーの靴で控えめにし、洋服とお帽子のグリーンを引き立てています。

クラシックにまとめるため、ヘアはシニヨンのアップスタイルに。お帽子とお顔の相性もバッチリですね。

昨年11月以来、これまでの英国での公務のときとは、まるで別人?! メーガン妃のファッションが大きく変化したことに驚きと感動でした。
一体この間に何が??と思うほど、ブランド選びからお洋服のデザイン、T.P.Oに即したスタイルと、どれをとっても完璧といえるファッション。

英国ブランドの数々を選び、華やかで気品溢れる最上級のロイヤルスタイルを披露されたメーガン妃のファッションからは、”英国のオマージュ” といったお気持ちが込められていたように感じます。

最後にふさわしく、そして強烈なインパクトと印象を残し、今後もメーガン妃が注目を集めることは間違いないでしょう。

ただ一つ、今後はキャサリン妃との2ショットが激減することだけが寂しいです。
 

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構成/高橋香奈子、片岡千晶(編集部)

 

前回記事「ヴィンテージからZARAまで網羅した旅のワードローブ【キャサリン妃ファッション】」はこちら>>

 
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