スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。
朝出かけるときは、東京は雨が降っていましたが、仕事へ向かう電車の中でこの原稿を聞いていたら、晴れてきました(笑)。昼に記事がアップしてご覧になるかたは、内容に「?」と思われるかもしれませんが、書き溜めず、できるだけ旬のトピックを、と思っているのでご容赦下さいませ。
そう、タイトルのように、少し憂鬱になる雨の日は、「好きな傘がさせる日」と思うようにしています。わあ、すごい晴れてきた(笑)。
傘はどんなタイプが一番使えますか、というご質問も頂きますが、答えは、服と合わせようとせず、気持ちにフィットするもの、ワクワクさせてくれるもので選べば良いと思います。
実はこの傘、私が主宰するAMARCのオリジナル(現在販売していません)。雨の日が楽しみになるような、さしている人がウキウキ、雨の日をエンジョイしているように見えるように、アイデアを出しました。架空の地図をプリントし、マスク時代の口紅代わりになってくれそうな、グレイッシュボルドーをトリミングで目立たせて。もちろん軽くて、そして経年変化を楽しめる、天然木をハンドルに。もちろん、選ぶ方はコーディネートに合わせやすいかな? と頭を悩ませることがないよう、グレー、黒、ネイビー、ベージュのアウターや服にもマッチングしやすいように、カラリングを選択。少し深めのグレーで地図を描くことにより、全体が締まって見えるようにも工夫。作り手のこだわりをお伝えしましたが、「気持ちを優先に選ぶ際」のヒントになれば。
傘、探そうと思ってもなかなか見つからないので、ぜひ、出会いを大切にしてくださいね。
今日は節分! 全力で豆をまきます。みんなで鬼を退治しよう!
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