スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。
気温が安定しませんね。夜はぐっと気温が下がり、気を抜くと、風邪を引いてしまいそうだったので、そんな夜はショウガとねぎをたくさん食べて乗り切りました。
さて、ここ数日の、澄んだ青空、清潔でドライな空気。なんだか着たくなるのが、「甘い黒」。黒は黒でも甘いんです。ティアードやフリル、タックやふんわりしたシルエットなど――どこかに可愛らしさがあるデザイン。けれど、もちろん黒、という前提なので、「思いっきり甘さをトッピング」できます♡
なんで今、甘い黒なのかな? もしかしたら、肌が「自分史上一番白い」からかも(笑)。大好きなデニムや、リネンのシャツの辛口のスタイリング――やっぱり、カリッと焼けているほうが似合うんだよね。目指す女性像に近い。さすがにまだ庭で焼くには寒いから、実は日焼けサロンに大学生以来挑戦しようかと画策中。セルフタンニングローションも、やっぱり日焼けの素地がないとなあ。ぶつぶつ……。ビーチで寝そべって太陽のエネルギーを取り入れて。だから日焼けをしているわけなのですが、それ以上に、テラコッタ色の肌が、ただただ好きなんだなあ~~~。
はい、というわけで、辛口ではない甘口、けれど淡い色だとtoo sweetなので黒、という理論でしょうか。
セットアップやワンピース。スカートなど。さまざまな甘い黒を堪能中。羽織るコートをスポーティにしたり、足元はローファーにしたり。髪のプレゼンテーションも大きいな。あまり整え過ぎず、少しウェットなダウンスタイルにしたり、無造作に結んだりしています。甘さをバランス良く見せるため、自分なりの工夫もそこかしこにちらして♡
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