カンカン帽に花柄ワンピ……ファッションアイコンとしての顔
いつの時代も、歌姫はファッションの流行を生み出してきました。安室奈美恵さんだったら、「ミニスカート」に「厚底サンダル」。浜崎あゆみさんだったら、「ヒョウ柄」「ファーのしっぽ」など。
西野カナさんも、ファッションアイコンとして若者に大きな影響を与えた存在です。なかでも、大きなブームとなったのが「カンカン帽」。「カンカン帽」は、いわゆるストローハットの部類で、頭頂部が平らになっている帽子のこと。「君に会いたくなるから」（2009年）やアルバム「LOVE one.」（2009年）のジャケット写真で着用すると、瞬く間にトレンドになりました。
筆者の中学時代、みんな必ず持っていると言っていいほどの「カンカン帽」ブームで。それに、西野カナさんの代名詞でもある「小花柄ワンピ」を合わせたガーリッシュなコーデが主流になっていました。
その後、”強気な西野カナ”を見せた「Esperanza」（2011年）では、エキゾチックな雰囲気を見せていたのも印象深いです。
そして、前向きな失恋ソング「Believe」（2013年）では、「♪思い切って イメチェン “my hair” 友達もいいね！って」という歌詞に合わせ、デビュー以来初のショートカットに。衣装も、“ガーリッシュ”から“アメリカンテイスト”に変化していました。
また、MVで着用している衣装もとにかく可愛くて。「君って」（2010年）のオフショルニットや、「たとえ どんなに…」（2011年）のポンチョなど。どれも真似っこしたことを思い出します。
西野カナさんが活動休止してから、2年以上の月日が流れました。今は新曲は聴くことができないけれど、これからは、全ての楽曲をすぐに聴くことができる。素敵な歌詞や、憧れのファッション。さまざまな影響を与えてくれた西野カナさんの新報を、再び聞けることを願って。
前回記事「『着飾る恋』真柴（川口春奈）が葉山（向井理）に揺れない理由とジャニーズソングの共通点」はこちら＞＞
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