長かった梅雨も明け、刺すような日差しもやわらいだ夕涼みに、浴衣を着て出かけてみました。私が心の中で“浴衣先輩”と呼んでいる先輩のお誘いに、せっかくなので髪もしっかりセットしてもらって待ち合わせへ向かったのでした。

今年は浴衣を新調はせず。久しぶりに着たのは、京都の紫織庵さんの矢絣(やがすり)。何回か着て、水洗いもしたりして、だいぶ体に馴染んで着ました。

ネイビーと黄色が大好きな私にぴったりの絵柄です。

今日はそぞろ歩いたり、夜まではしご酒したりしないので(汗)、帯はとにかく「電車にも座りやすく、苦しくない」がコンセプト。

浴衣を着るだけなら、YouTubeなど見て、自分でも着付けられそうってとこまで練習してたんですが……。最近、パーマをかけたため、髪をどうすればよのだろう??と。私の今の髪は根元から細かいスパイラルがかかっているいわゆる“フラッフィパーマ”のショートバージョンなんです。ふわふわした頭と浴衣の相性がすこぶる悪いのですよね。やっぱりふんわりパーマってとてもカジュアルで、洋風なものだなとい今ごろ気づく私。

そんなわけでいつもの近所の美容室へ行き、きっちりピッチリ結い上げてくださいとお願いしたのでした。

前髪は高めのポンパドールに。サイドもぴったりおさえてリーゼントみたいになってます。
浴衣髪のキモはうなじ。やっぱり着物の時は、首筋を見せるためうなじを出したい。長くない襟足の髪を小さい2つ結びにしてから持ち上げて、ピンで留めまくってます。たくさんのピンは「あえてのアクセントにしましょう」と、黒い隠しピンじゃなくてゴールドにしてくれました。髪飾りは大袈裟だし、可愛くなりすぎちゃうという大人に、見せピンはおすすめですよ、と美容師さん。

例年のように浴衣で連れ立って出かけてクルーズからの、宴席へ……というわけにはいきませんでしたが、浴衣を着て、髪もしっかり仕上げて、誰かと外で会うだけでもかなり華やいだ気分に。エンドレス仕事モードの日々から頭が離れる贅沢なご褒美デイになりました!

もっと気軽に浴衣や着物を着られるようになりたいという気持ちとともに、美容室でセットしてもらう楽しさもたまにはいいな〜と思ったのでした。

 

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