ぽっちゃり体型の40代ファッションエディター高橋。メイクアップアーティスト水野未和子さんが提唱されている、自分の好きなところをさらにプラスにする「ディファインメイク」は、ぽっちゃりをすっきり見せる効果もあると聞き、チャレンジしてみました。すっぴんからのビフォーアフターで紹介します。
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BEFORE：メリハリがなく、緩んで見えるぽっちゃりエディターのすっぴん
高橋「水野さんと撮影でご一緒させていただいたときに、顔のパーツを際立たせる『ディファインメイク』は、ぽっちゃりさんにも効果があると伺って。今回水野さんが私にメイクをしてくださることになりました。水野さんが書籍『ディファインメイクで自分の顔を好きになる “私だけの魅力”が絶対見つかる自己肯定メソッド』でも紹介されている『ディファインメイク』は自分だけの唯一無二の魅力を掘り起こし、自分がもともと持っているプラスの部分をさらにプラスにするメイクテクニック。
けれど正直、太っているし、自分に自信がない私は、そもそも“自分がもともと持っているプラス”なんてないし……というのが本音。けれど、水野さんにメイクをしていただけるなんて光栄なチャンスは二度とないはず！ という思いが勝り、今回水野さんに身を任せることにしました。水野さん、脂肪とたるみがコンプレックスのこの顔、『ディファインメイク』でどうにかなりますか？」
AFTER：ディファインメイクで顔に立体感が生まれた！
水野さん「『ディファインメイク』の基本は、シェイディングとハイライトを使って、顔のパーツを掘り起こし、立体感を生むこと。シェイディングとハイライトを入れる位置は、ルール通りなのですが、ぽっちゃりさんの場合、通常よりも濃いめのカラーも含む複数色のシェイディングを使うと、より顔に奥行きが生まれ、すっきり。ファンデーションもワントーン濃いめを選ぶと、締まって見えます」
水野さん「『ディファインメイク』は、ほかのだれかに変身させるメイクではなく、その人の延長線上にある最大限の魅力を引き出すもの。ベースメイクが終わったら、眉と目元と唇のメイクを行い、それぞれのパーツの本来持っている魅力を際立たせていきます」
高橋「なるほど！ これまで私は『流行りの直線眉にしたいけれど、私の眉毛の生え方ではうまくできないからどうしたらいいだろう』とか『赤リップやブラウンリップが流行っているけれど、似合わないから私はおしゃれになれない』などと、自分軸ではなく、誰かが決めた美の基準に自分を合わせていくことしか考えていなかったように思います。自分のデメリットをどうカバーしていくかばかりに目を向けていました」
水野さん「香奈子さんには香奈子さんにしかない魅力があります。今回メイクをしてみて感じたのですが、ふくよかな体型を生かして、グラマラスな方向を目指すのもいいと思います」
高橋「日本で言われている一般的な“かわいい”とか“きれい”の基準に自分自身が当てはまらないことを恥ずかしいことだと思っていましたが、“私は私”でいいんですね！ コンプレックスだらけの私も、水野さんのおっしゃる“自分の顔を好きになる”の意味がわかってきました！」
「ディファインメイク」で見た目も心もより魅力的に変わった人たちを紹介
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