ステイホームにより、ふたたび火がついたと言われる韓国ドラマブーム。

韓国ドラマを見ていると、不思議と“韓国料理が食べたくて仕方ない”症状に陥りませんか?

当記事は、韓国料理研究家でもあるライター・小澤サチエが、自宅で簡単に再現できるオリジナルレシピを紹介します。

 


前編はこちら
不倫夫たちに、怒りが止まらない...!妻たちが韓国ドラマ『結婚作詞 離婚作曲』にハマる理由>>


『結婚作詞 離婚作曲』の世界にもっと浸れる!韓国料理レシピ


記事の前編でご紹介した、大ヒットドラマ『結婚作詞 離婚作曲』

バラエティに富んだキャラクターが登場しましたが、中でも強烈な印象を残したのが、サ・ピヨンの義母であるドンミ。孫がいるおばあちゃんなのですが、女としてのバリバリの現役感。“最強の美魔女”という単語が思わず頭に浮かびました。

ピヨンとドンミの嫁姑バトルからも目が離せません。その中で、料理をめぐって火花を散らす印象的なエピソードがありました。ドンミの得意料理であるはずの「鶏の甘辛煮」。家族も絶賛なので、ピヨンがレシピを教わろうとしたところ、姑・ドンミはどこかおかしな様子。なぜかドンミは、その日だけ味付けに失敗してしまうのです。ピヨンは思わず違和感を抱いて……。(続きはドラマでご覧ください!)

ドラマの字幕では「鶏の甘辛煮」と訳されていましたが、こちらは韓国ではメジャーなメニュー「タットリタン」(「タッポックムタン」とも呼ばれています)。鶏肉やじゃがいもなどを甘辛く煮込んだ、煮込み料理です。

お店によっては汁気を多くし、鍋のようなスタイルで出すところもあります。コチュジャンや唐辛子を使っているので、一見ただの辛いメニューかと思いきや、同時にしっかり甘みもあって、鶏肉やじゃがいもの優しい味わいにほっこりさせられます。比較的、日本人の舌にも合う料理だと思います。

実はとっても簡単なので、ぜひおうちで作って、『結婚作詞 離婚作曲』を見ながら食べてください。そしてドラマの世界にどっぷりハマっていただきたいです!

<絶品!鶏の甘辛煮“タットリタン”のレシピ>

「結婚作詞 離婚作曲」の世界にどっぷり!鶏の甘辛煮“タットリタン”のレシピ【おうちで韓国ドラマごはん】_img0
 

 材料(2〜4人分)
・鶏肉(手羽元300〜500g、もも肉100〜200g)
・玉ねぎ1/2個
・にんじん1/2本
・じゃがいも2個
・長ネギ10cm
・エリンギ1パック(入れなくても良い)
・エゴマの葉10枚程度(お好みで)
・ (あればダシダ小さじ1)
・オイスターソース大さじ1/2
・水200cc
・料理酒大さじ1
・塩胡椒少々

★唐辛子粉大さじ1
★コチュジャン大さじ1
★砂糖大さじ1
★みりん大さじ1/2
★醤油大さじ1
★ごま油大さじ1
★おろしにんにく小さじ1/3

 作り方 
①もも肉を食べやすい大きさに切る(少し大きめに)。手羽元ともも肉に、料理酒大さじ1を加えてあえておく。

②★の調味料を全て合わせ、ヤンニョム(=合わせ調味料)を作る。

③ ①の鶏肉を、②のヤンニョムでよくあえて20分以上置いておく。

④玉ねぎはくし切りし、じゃがいもとにんじんは乱切りする(少し大きめに)。ネギ1/2本は斜め切りにする。エリンギは手で適当な大きさに割く。

⑤鍋を熱し、油を引く。玉ねぎを炒め、透き通ってきたら、にんじんとじゃがいもを炒める。
 
⑤ ③の鶏肉をヤンニョムごと鍋に加え、全体を大きく混ぜるようにしながら炒める。

⑥鶏肉の色が両面変わったら、水200ccを入れて混ぜながら煮る。

⑦煮立ったら、長ネギとエリンギを加え、オイスターソース大さじ1/2、ダシダ小さじ1を加え、よく混ぜる。

⑧蓋をして弱火で15〜20分煮る。味を見て薄ければ塩胡椒で仕上げる。

⑨蓋をあけ、ざく切りにしたエゴマの葉を飾ったら出来上がり。


タットリタンのレシピ動画はこちらから見られます!


前編はこちら
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構成/山本理沙

 

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