添削アドバイスでTさんの「実績」はどう変わった?
 

Before

ベテランの「貢献した」はマイナス印象。実績が見えない職歴書にしないためにやるべきこと_img0
 

After

ベテランの「貢献した」はマイナス印象。実績が見えない職歴書にしないためにやるべきこと_img1
「貢献」の言葉がなくなり、具体的な数字や結果、断定表現を使用したことで、推進力を感じさせる「実績」になった。
●今回のポイントをおさらい!
☑ 「貢献した」「工夫した」はなるべく使わない

☑  実績では「断定表現」を積極的に入れていこう

☑  断定表現できない実績は「入れない」
 


〜ここまでの感想は?〜

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相談者 Tさん
「システム開発というのは、ミスしないこと、予算内で完成することが大前提の、減点方式の仕事なんです。実績もどう書けばいいのか正直悩んでしまい、貢献や工夫という言葉を使ってしまいましたが、断定表現を使った添削後のものと見比べると、説得力が全然違うのがわかります」

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カウンセラー
「そうですよね。貢献した、工夫したという言葉は、上司からの指示を受けて動いただけの方も使います。受け身ではなく、自発的に行動したからこそ得られた結果や実績は、曖昧な表現にせず、ふさわしい言葉を使うといいですね」

 

次回は、引き続きTさんの職務経歴書を元に「転職に使うだけじゃもったいない! 職務経歴書はキャリアの羅針盤」についてお届けします!


※本記事に登場する「職務経歴書」は個人情報保護の観点から、実際の相談者への取材をベースに架空の内容もまじえて作成しています。

※本記事は「職務経歴書 添削サービス」の内容を一部記事用にアレンジしています。実際のカウンセリングの流れとは若干異なる場合があります。

 

取材・文/金澤英恵
イラスト/Tomoko B. Iwawaki
構成/山崎 恵

 


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