将来、こうなっていけるといいなというイメージは常に持ち続けて
あるいは、自分は週に何日働きたいのか、家で働きたいのか、外へ出て働きたいのかといった、どんな働き方をしたいかを考えてみて、それを目標にするのもいいと思います。また、どこに住みたいかといったことから、子育てが終わったら違うパートナーと暮らしたい、友達と一緒に暮らしたいといったことなど、自分が将来どんなふうに暮らしていたいかを考えて目標にするのもいいでしょう。
目標は必ず叶うわけではありませんが、叶わないものもあるとわかっておいたうえで、こうなっていけるといいなというイメージは常に持ち続けておくといいと思います。
10年後、20年後の自分のイメージをぜひ膨らませてみてください。
女性の体と心について詳しく知りたい方は、高尾先生の新刊『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』もチェックしてみてくださいね。
<新刊紹介>
『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』
著:産婦人科医 高尾美穂
定価:本体1600円(税別) 講談社
ミモレの連載と書き下ろしで構成された高尾先生の書籍が発売になりました!
女性ホルモンに振り回される人生前半の40年と、ホルモンがなくなり落ち着く後半40年、そしてその間にある更年期という嵐の10年間。
自分がいま人生のどの時点にいて、体と心はどういう状況になっているのか。それが把握できていれば、対策はあるのです。
この本では、高尾先生が日常でできる解決策を教え、解決策がないことならば違う角度でのとらえ方を提案。また、女性がラクになる生き方のアドバイスもたっぷりと。
女性ホルモンとうまく付き合い、自分の人生を自分でデザインしていくために。
高尾先生が優しく語る111の「こうすれば大丈夫」を、ぜひ生きる指針にしてみてください。
編集協力/和田美穂
撮影/馬場わかな
イラスト/Shutterstock
前回記事「前向きで、温かい言葉のストックを増やすと、日常的に出てくる言葉も変わります【産婦人科医・高尾美穂】」>>
- 1
- 2
Comment