4人の女たちも、それぞれの髪でキャラ立ち
そしてそして。
今回、脇を固める女性陣がみな最高なのだけれど、メインキャストのこの4人、見事に髪型でキャラ分けされてるんですよね。
まずは、ヨンウの親友であるグラミ。彼女のキャラ、カッコよすぎません?あの奔放でファンキーな感じに、個性的なメッシュヘアがすごく合ってます。
こういうキャラって、ギャルっぽく描くこともできると思うのですが、ギャルっぽいのではなく、パンクな精神を持っている感じが、ショートヘアと黒髪、そしてメッシュのインパクトで余すことなく表現されてると思う。
私、グラミの初登場シーンが最高で、もう15回くらいリピートしちゃったんだけれど、この役柄、この髪型あってこそだなって思います。
お次は、憎まれ口をたたきながらも、性根は優しいチェ・スヨン。
最初のほうは、基本的にずっとまとめ髪なんですよね。これぞデキる弁護士感を頑張って自分で演出している感じ。
これが、ヨンウに「あなたは優しい。春の日差しのようだ」と言われる前後から、髪をおろしているシーンが増える。
このあたりから、スヨンのキャラがどんどん立ってくるんですよね。
仕事に熱心で会社に泊まり込み。でも、恋もしたい。そんな等身大の20代の女心が、髪型の変化にも表れていると感じます。
後半とかもう、スヨン、見せ場だらけだった。
ヨンウの母世代の女性キャラは、2人。
両方成功した弁護士で、お互いライバル同士なのだけれど、そのキャラの違いがやはり、髪型で描かれていると感じます。
ショートヘアのテ・スミは、とにかく知的な印象。ただ、クールに見えすぎないのは、ショートヘアでも曲線と面を強調したスタイルだから。短くても色っぽいんですよね。男性も女性も憧れる感じ。日本で演じるなら、吉瀬美智子さんでしょうか。
ハン・ソンヨンは、かきあげ前髪が素敵なミディアムボブ。ちょっと毛先が巻かれているあたりが、女度高いです。エレガントなんだけれど、いろいろ内に強い思いが秘められていて。二面性のある感じが、素敵でした。江口のり子さんに演じていただけたら本望です。(どこから目線)
というわけで。
このドラマ、全てが素晴らしいのですが、髪型も素晴らしかったこと声を大にしてお伝えいたしまして、現場からは以上です。
次回は、男性陣の髪型チェック、いきますよ。
【画像】篠原涼子、鈴木保奈美……ドラマヒロインの髪型を徹底分析!>>
前回記事「毎日シャンプーは明菜から!?歌姫・中森明菜さまのデビューから40年を髪型で振り返ってみた」はこちら>>
- 1
- 2
Comment