ピザやタルトも日本にない味を楽しみたい!

右:ピサラディエール(玉ネギ、オリーブ、アンチョビのピッツァ)¥949、左:ポロネギのタルト¥749

「ピサラディエール」は、プロヴァンス地方名物の、玉ネギ・オリーブ・アンチョビをトッピングした伝統的なピザのこと。かなりしっかりとチーズとアンチョビの塩気が効いているので、食べるときはサラダをご用意ください(笑)。白ワインも合いますが、実は赤に合わせてもおいしいです。

「ポロネギのタルト」はおそらく日本では、「ピカール」にしか売っていないのではないでしょうか。ポロネギはリーキとも呼ばれ、フランスでは年間を通して食べられるメジャーな野菜。しかし日本ではまず見かけません。

それだけにポロネギを使った冷凍食品など普通のスーパーマーケットになく、「ピカール」で見つけたときは歓喜! 1年中食べられる野菜ですが、冬が旬!(冷凍食品なので季節は関係ありませんが。笑)冬に必ず食べたい味なのです! チーズベースのソースにポロネギとエメンタールをトッピングしたタルトで、しっかりと濃厚。軽めの赤ワインやスパークリングワインと合わせてどうぞ。

ちなみに「ピカール」には「ポロネギの柔らか煮」もあり、焼いた鮭や豚肉、チキンの付け合わせとしておすすめです。


本格的なブイヤベースもあります!

ブイヤベース¥799

南フランス、プロヴァンス地方・マルセイユの名物料理であるブイヤベース。フランスではこうして冷凍食品になるほど親しまれている料理なんですね。そしてさすが本場で作られているだけあって、サフランやフェンネルがきちんと入っているんです。スープの量が多いので一見、「具(タラの身や貝、じゃがいも)が少ない!」と思うのですが、食べていると底の方からゴロゴロ出てきます(笑)。

 

週末やお休みの日などは、このスープに、いちばん最初に紹介したミニクロワッサンを合わせるだけで立派なブランチになります。

「ピカール」はほとんどのものがフランスからの直輸入。だからこそ“現地の味そのまま”楽しめます。下手に日本人向けにアレンジを加えていないところがいいんです。それだけに“しっかりとスパイスや塩気が効いている大人向けの味”なので、お子さんがいる方はご注意ください。

でも何よりもおしゃれで“アガるパッケージ”! 冷凍庫を開けるたびに、うっとりします(この気持ち、わかっていただけますよね!?)。おうちで楽しめる本格フランス家庭料理、ぜひ楽しんでみませんか。


構成/佐野倫子
 


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