ストレスをためない人の特徴3:自分に合う人、ものを選ぶ


大人になると、まんべんなく人付き合いができるようになる人は多いのですが、それでも「気が合う」「一緒にいると楽しい」と思う相手は違います。好きな相手とは、たとえ忙しくても時間を作って会いたくなりますしね。
また、多くの人から好評のものや流行のものよりも、自分が「いい」と思うものを選ぶようにしたほうが、しっくりします。人がどうだ、ということよりも、本当に自分が素敵だと感じているものを持っていたほうが、気分が上がり、心が癒されるのです。

ストレスをためがちな人は、「自己との対話」ができていないことが多いので、“しっくりしていないもの”ばかり選びがち。それでも(無意識に無理して)自分を合わせようとするから、知らず知らずに我慢をしていたり、不満を感じていたりすることが多いのです。
幸せになりたければ、自分が“合わせられるもの”ではなく、自分に“ぴったり合うもの”を探すことのほうが大事。
そのためにも、「自己をよく知り、自分らしさを大切にする」ことができるようになるといいでしょう。

 

ストレスをためない人の特徴4:執着を持たない


執着を持つと、その分、ストレスがたまります。本来は“手放したほうがいいもの”を、無理やり握りしめているのだから、当然です。
たとえば、過去のパートナーに未練をもっていたり、雇用契約を切られた会社に恨みを抱いたり、失いつつある若さにしがみついたりしていたら、どんどん苦しくなっていきます。
それはなぜかいうと、「流れに逆行している」からです。
「人生は川の流れのようだ」という人は多いのですが、結局、逆流して泳ごうとすると、その分、大変なことは増えるのです。

そもそも時間は逆行できないので、執着心を持って「失ったもの」にこだわるよりも、未来のほうに目を向けて「新たな幸せを手に入れる」ほうが楽なことは多いです。そっちを目指しましょう。

過去の常識が非常識に!


世の中には「流れ」があります。その流れを読んで、身を任せたほうがスムーズに進めることは多いです。
月日はどんどん流れていき、過去の常識が非常識になり、現代ならではの思想に変わっていきます。だから、先入観を捨て、柔軟性を持って変わっていったほうが、「今の時代に生きやすい人」になれます。

だからといって、「ただただ受け身で流されていく人生を歩んでいく」ことを推奨しているわけではありません。自分のポリシーを守ることは、幸せでいるためにも重要なことです。そうではなく、“しがみつかなくてもいいもの”までずっと持っている必要はない、ということです。

では、これからの世の中の「流れ」はどうなっていくのでしょうか? 次のページで紹介します。