茶色、灰色、赤色のくすみに加え、
睡眠不足時特有の黄色くすみも晴らす!

「寝不足が続くと、独特のあの黄色いどんよりとしたくすみ感が。一体私の肌はどうなってしまったのか、という絶不調のときでも一発逆転を狙えるのがこちらも合わせ技。蒸しタオルを顔全体にのせた後、メラニンぐすみはもちろん、睡眠不足による肌曇りに着目したウルトオーラエッセンスをなじませ、さらに、ホワイトニング ソース ダームで美白成分も封じ込め。そこにスチームを当て、手や腕をマッサージ。シートマスクをとった時には、オーラを明るくしてくれるような発光肌に。シートマスクの後に追い美容液ではなく、美容液のあとに美容液成分たっぷりのシートマスクで封じ込める、というのがポイント。ちなみにスチーマーがなくとも、寝ころがりながらシートマスクを引き上げるように密着させると全体的に引き上がります。手順も色々と工夫しがいがありますね」

 


3本で約3300円! 惜しみなく
浴びてもっちり肌に

「比較的にお試ししやすく、ドラッグストアで入手できるロートの縛りのケアがこちら。ナイトケアに“とにかく肌がベタベタになるほどたっぷり押し入れる!”というのがコツ。まず2つの化粧水をそれぞれ重ねづけ。発酵ヒアルロン酸配合の化粧水は肌がジュレのようにプルプルになるまで重ね続け、さらにエイジングケア化粧水はシワ、シミ対策のために。モチモチを超えるベタベタまだ到達したら、ビタミンC美容液のメラノCCを頬周り、こめかみ周りなどシミのできやすい部分に指の腹でプッシュするようになじませる、という方法。クリームを使うと肌が重いと感じる時、この方法に変えたら、油性成分も入っているせいか、朝起きた時のしっとり感もちょうどいい気がします。寝相の悪い方には向きませんが、もしご興味あればどうぞ」


いつものお手入れをスペシャルケアに
格上げできる4枚重ねコットン

「続いてはコットン使い。こちらは1枚で薄く4枚に裂ける、というタイプ。朝、化粧水をつける時のコットンパック用にピッタリ。1枚だけだと顔全体を網羅できないこともあり、額に2、頬に2-2。そして鼻頭に1、顎に1。化粧水の種類を部分によって使いわけすることも。置く時のフィット力を高めるためにも、化粧水もしくは温泉水などのスプレーなどでお顔全体を湿らせてからコットンパックに至るのがコツ。まぶたが重い時などは、どこかのパーツから2枚とり、上を向いて目を閉じてのせる、という方法も、アイメイクのノリが高まるのでおすすめ。ただのせるだけでなく、深呼吸をしながら肌に化粧水が染み渡っていて気持ちがいいなぁ、と感じることも肌をイキイキとさせてくれます」

スキンケアの締めにググッとハリ感。
泡状の引き締め美容液

「B.Aの新作は、泡状ミルクフォーム。美容液と乳液が一つになり、泡で引き締める、という斬新なアイテムです。肌表面が緩んでいて、保湿しただけでは到底ハリが足りない、という時に投入するのにピッタリなのですが、さらに、欲深く攻めるなら、幹細胞系やドクターズ系など、化粧水、美容液を幾重にも重ねたのちに、この泡乳液でキューッと引き締めてみる、という使い方はいかが? この泡乳液は引き締めつつ、潤いを閉じ込める蓋の役割もしっかりもしてくれて高機能ゆえ、定着感がお見事。たとえ睡眠不足が続いていても肌が持ちこたえてくれる感じがして、さすがです。睡眠は足りてていても、保湿もその先のハリ実感まではなかなか……という方にもぜひご注目いただきたいアイテムです」

鏡を見るたびに、「老いって嫌〜」と悲観的になりがちですが、年齢って実は、受け入れてこそスキンケアが楽しくなるもの。『こうしたら、どうなるのかな?』そんな好奇心を持ってケアした後、思った以上な結果を得られるのは若い頃には味わえなかった新しい感動。皆さんにも何か特別なスキンケアレシピが見つかりますように。

肌安定期に試したい攻めのスキンケア
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撮影/河野 望
構成/村花杏子

 

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